コンピュータサイエンスの学位を持っているレイモンド氏は,約15年前に入社したElectronic Artsにおいて,「The Sims Online」のプロデューサーの一人として業界入りを果たしている。その後,同作がリリースされるとEAを退社し,ゲームメディアのVJ(ビデオジョッキー)に転身。キュートな笑顔とゲームオタクっぷりが多くのゲーマーのハートを捉えた。
2004年,Ubisoft Entertainmentに入社後は,まだ技術デモの側面が強かった「アサシン クリード」のアシスタントプロデューサーとして頭角を現した。続く「アサシン クリードII」ではエクゼクティブプロデューサーに昇格してリーダーシップを発揮し,「ウォッチドッグス」には企画段階のプロデュースに関わっている。また,「スプリンターセル」シリーズの専用スタジオとして新設されたUbisoft Torontoのマネージングディレクターを務めるかたわら,2013年には「スプリンターセル ブラックリスト」を世に送り出している。
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近年は,あまりメディアに姿を見せなかったレイモンド氏だが,今回の退社に伴い「10年間,傑作を生み出してきたUbisoftに在籍したことを誇りに思っている」「今後は新しい機会に挑戦したい」とのメッセージを発表しており,何らかの形でゲーム業界に携わることを示唆している。
レイモンド氏の後任は,同じくUbisoft Toronto設立時のメンバーであるAlexandre Parizeau(アレクサンドレ・パリズウ)氏が昇格する。現時点でUbisoft Torontoの新規プロジェクトは未発表だが,レイモンド氏の今後の活動と合わせて注目しておきたいところだ。






















