4Gamerの1週間を振り返る「Weekly 4Gamer」，2025年1月20日〜1月26日

　アメリカで新大統領が就任したりした2025年1月20日〜1月26日，4Gamerに掲載された記事は345本でした。まだ寒い日が続きますが，花粉の飛散は例年よりかなり早く，すでに始まっているとのことです。そのため多くの人が専門医を受診しているそうで，これも温暖化のせいなんでしょうかね。早く始まったからって，早く終わるわけでもなさそうなのが，難しいところです。へっぷし！

「BlazBlue Entropy Effect」，新プレイアブルキャラ「ハザマ」と，美少女アンドロイド「ICEY」が参戦。新ボスキャラ「Reki」も登場

　さて先週ですが，1月24日早朝に配信された「Developer_Direct」では，PCやXbox向けタイトルの新情報がドーンと公開されました。
　番組では4本のタイトルが取り上げられていますが，ハイライトはやはり，突如発表された「NINJA GAIDEN 4」（PC / PS5 / Xbox Series X|S）でしょうか。「NINJA GAIDEN」シリーズの13年ぶりとなるナンバリング最新作で，コーエーテクモゲームスのTeam NINJAとプラチナゲームズが共同で開発を担当するそうで，発売は2025年秋が予定されています。
　合わせて，2008年に登場した「NINJA GAIDEN 2」のグラフィックスをUnreal Engine 5で一新した「NINJA GAIDEN 2 Black」（PC / PS5 / Xbox Series X|S）が，発表と同時にリリースされました。発表即発売って，なんという早業。今，忍者が熱いです。


　このほか，「DOOM: The Dark Ages」（PC / PS5 / Xbox Series X|S）の開発と発売日が発表され，ゲームの爽快な戦いっぷりを紹介する最新トレイラーが公開されたりなど，豪勢な配信だったようです。最近の若者の言葉で言うと，やばい，って感じでしょうか。2025年のゲームシーン，いきなりやばい。詳しくは，以下のまとめ記事をクリックしてください。やばい。


　ここで，業務連絡。しつこいようですが，現在4Gamerでは，「PlayStation 5 Pro」や「ROG Ally X」「iPhone 16 Pro MAX」といった豪華プレゼントが当たるかもしれないし当たらないかもしれないプレゼント企画「2024 Winter Special Present」を開催中です。
　締切は，あっと驚く1月27日21：00，つまり今日じゃありませんか。先着順ではなく抽選なので，今からでも間に合いますけど，締切を過ぎると間に合いません。見逃していたといううっかりさんは，ぜひ応募してください。


　そんな感じで，今回もランキングトップ10や注目記事で，4Gamerと世界のゲーム業界の波乱に富んだ1週間をあっさりと振り返ってみましょう。へっぷし！

※以下，PlayStationはPS，Nintendo SwitchはSwitch，スマートフォンはスマホなどと略記します。

先週のアクセスランキング

　先週のアクセスランキングトップ10，栄えある第1位をゲットしたのは，HoYoverseがサービス中のアクションRPG「ゼンレスゾーンゼロ」（PC / PS5 / iOS / Android）に登場予定の新エージェント「トリガー」の情報が公開されたというニュースでした。


　「ゼンレスゾーンゼロ」は，諸事情により人類最後の文明都市となった「新エリー都」を舞台に，個性的な「エージェント」たちをサポートして，異常空間「ホロウ」の謎に挑むというゲームで，2024年7月に正式サービスが始まりました。新たなエージェントである「トリガー」は，電気属性の撃破エージェントで，「オボルス小隊」陣営に所属しているそうです。日よけバイザーのようなものを装着しているので，顔がよく分かりませんが，期待しましょう。登場時期などは，追って発表されるはずです。


　第2位に入ったのは，「星のカービィ」と吉野家のコラボ，「カービィと吉野家まんぷく大作戦」について，追加販売の実施をお伝えする記事でした。2024年8月に実施された「カービィと吉野家まんぷく大作戦」は，吉野家で「カービィ盛」を頼むと，オリジナルフィギュアや限定デザインのテイクアウト袋が付いてくるというものでしたが，店舗によっては開始15分で完売する盛況ぶりで，改めてカービィの底力を感じさせました。
　欠品が相次いだ前回の轍を踏まないため，今回はシステムを吉野家公式アプリによるポイント引換方式に変更して実施するとのことです。450円（税込）のお会計で1ポイントがもらえ，2ポイントでオリジナルフィギュアと交換できるシステムで，期間は1月28日から2月17日まで。フィギュアの進呈は7月上旬が予定されています。なんかお腹がすいてきました。


　そして第3位は，訃報でした。「魔界戦記ディスガイア」シリーズや「ファントム・ブレイブ」シリーズなど，個性的なタイトルで知られる日本一ソフトウェアの代表取締役社長，世古哲久氏が逝去されました。
　2002年に日本一ソフトウェアに入社し，2023年に代表取締役社長に就任した世古氏は，「国内販売20万本を超えるIP(知的財産)を作り出すこと」と「永続企業として次世代の50年、100年へとつなげていくこと」を目標に掲げていたとのことです。

日本一ソフトウェアの新作「ファントム・ブレイブ 幽霊船団と消えた英雄」（PC / PS5 / PS4 / Switch）は，1月30日の発売を予定

【先週のアクセスランキング詳細】

【第1位】 「ゼンレスゾーンゼロ」，新エージェント「トリガー（CV：南條愛乃）」の情報を公開。オボルス小隊に所属する電気属性の撃破エージェント	【第2位】 「カービィと吉野家まんぷく大作戦」追加販売をポイント引換方式に変更して1月28日より実施
【第3位】 日本一ソフトウェアの代表取締役社長 世古哲久氏が逝去。享年55	【第4位】 一人称視点の謎解きサバイバルホラー「99% -残された被検体-」，本日配信。記憶を失った主人公が廃墟と化した研究施設からの脱出を目指す
【第5位】 「ポケポケ」拡張パック「時空の激闘 ディアルガ」「時空の激闘 パルキア」が1月30日リリースへ。トレード機能は1月29日に追加予定	【第6位】 「レトロゲーセン ザリガニ」が入る5階建ての建物で火災。「アフターバーナーII」などレアな筐体を取り扱うゲームセンター
【第7位】 ラストワン賞に“実物大じゃがりこASMR時計”が登場。「一番くじ カルビー」，2月1日から全国のファミリーマートなどで順次発売	【第8位】 シャープがさくらみこさんとのコラボ加湿空気清浄機を発表。「魔法使いになれなかった」ことをお詫び。ちゃんと水が必要
【第9位】 GeForce RTX 50シリーズの最上位GPU「GeForce RTX 5090」レビュー。ゲーム性能は文句なしに高いが消費電力も非常に高い	【第10位】 「ゼンレスゾーンゼロ」，制服姿のエレンなど，Ver1.5で実装されるエージェントの新コスチュームの紹介画像を公開

先週のタイトルランキング

　先週のタイトルランキングトップ10，読者が気になったゲームの第1位は「ゼンレスゾーンゼロ」でした。新エージェント「トリガー」の情報が公開されたほか，Ver.1.5「輝きのモーメント」の事前ダウンロードがスタートしたり（関連記事），新エージェント「アストラ」を紹介するトレイラー「エリーの休日」が公開されたり（関連記事），新エージェント「シルバーソルジャー・アンビー」の情報が明らかになったり（関連記事）など，もう大変。注目度爆上がりでっせ。


　第2位の「ストリートファイター6」（PC / PS5 / Xbox Series X|S / PS4）は，不知火 舞の話題で持ちきりだったようです。2月5日の参戦が予定されている不知火 舞はSNKとのコラボキャラクターで，「こちら」の記事ではテストバージョンのプレイフィールを紹介しています。不知火流忍術を使う彼女ですが，シリーズ作品に登場したほかの忍者キャラと比較してクセがなく，扱いやすいとのこと。
　また，「こちら」の記事では，不知火 舞の最新映像を紹介していますが，筆者としては「忍法！早着替えの術」が気になって仕方ありません。


　4Gamer初登場でいきなりアクセスランキングトップ10上位にも入った「99％ -残された被検体-」が，第7位に入りました。1月22日にDCG EntertainmentがSteamで配信を開始した「99％」は，不気味な研究施設を舞台に，記憶を失った主人公が施設内のさまざまなトラップを潜り抜け，脱出を目指すという一人称視点のサバイバルホラーです。
　ワンプレイが40分から1時間というシンプルなゲームで，プレイヤーの選択によって異なるエンディングが用意されているため，リプレイアビリティもそれなりにありそう。不気味なグラフィックスもいいですね。
　Steamでは現在，期間限定で発売記念セールが行われています。えーと，「99％」が30％オフです。

【先週の注目タイトル詳細】

【第1位】 ゼンレスゾーンゼロ	【第2位】 ストリートファイター6
【第3位】 Pokémon Trading Card Game Pocket	【第4位】 星のカービィ Wii デラックス
【第5位】 学園アイドルマスター	【第6位】 モンスターハンターワイルズ
【第7位】 99％ - 残された被検体 -	【第8位】 ウマ娘 プリティーダービー
【第9位】 刀剣乱舞ONLINE	【第10位】 ユミアのアトリエ 〜追憶の錬金術士と幻創の地〜

先週の注目記事

　今回も，プレイレポートやイベントレポート，インタビュー，企画モノを中心に，先週の気になる記事をピックアップしました。どうですかね。


　2月11日の発売が1日単位で迫ってくる「シドマイヤーズ シヴィライゼーションVII」（PC / PS5 / Xbox Series X|S / PS4 / Xbox One / Switch）ですが，アジア地域のメディアやストリーマーなどを集めた試遊イベントがシンガポールで開催されたので，「こちら」にレポート記事を掲載しています。
　ゲームに登場する3つの時代，それぞれで異なる文明を選択したり，指導者と文明を自由に組み合わせることができたりと，多数の新機軸が盛り込まれた本作。日本人指導者として卑弥呼が紹介されましたが，記事では，シリーズ従来作と異なるポイントをまとめていますので，CiVファンは目を通してください。卑弥呼がミシシッピ族を率いて文明を導くって，それマジスか？


　また，「FINAL FANTASY VII REBIRTH」のPC版が1月23日にリリースされたので，スクウェア・エニックスでプロデューサーを務める北瀬佳範氏と，ディレクターの浜口直樹氏に話を聞いたというインタビュー記事を「こちら」に掲載し，また，PC版のプレイレポートを「こちら」に掲載しています。
　初代PS向けに発売された「FFVII」のフルリメイク版として制作される三部作の第2弾となる「REBIRTH」では，ミッドガル脱出後から中盤の山場である「忘らるる都」までが描かれるとのことです。
　インタビュー記事では，PS5版の反響やPC版の特徴，そして第3弾の進捗などを聞き，プレイレポートでは，PC版の特徴などを詳しく紹介しています。読んでおくんなさい。