「Alice: Madness Returns」で新たなムービーとコンセプトアートが登場。ちょっぴり大人になったアリスに，いったい何が起こるのか？

　Electronic Artsが2011年中にリリース予定のホラーアドベンチャーゲーム「「Alice: Madness Returns」（PC / Xbox360 / PS3）Alice: Madness Returns」で，2本目となる公式ティザームービーと，コンセプトアート数点が公開された。1分にも満たない非常に短いクリップではあるが，おそらくはアリスが不思議の国に再び囚われるという，冒頭のシーンであると思われる。



　Alice: Madness Returnsは，2000年にリリースされて日本でも話題となった「American McGee’s Alice」（邦題：アリス イン ナイトメア）の続編であり，開発を手掛けるのは前作の発案者であったAmerican McGee（アメリカン・マギー）氏が上海に設立したSpicy Horseだ。
　新作では，前作で遭遇した不思議の国での恐怖から立ち直ったアリスが，その後は療養生活を送っていたという設定になっており，どこかやつれてしまったような，かなり大人っぽい雰囲気の新しいアリスが登場する。
　今回のムービーにもあるように，そんなアリスが夜のロンドンの街をさ迷い歩いているうちに再び魔の世界に取り込まれてしまうというのが，新作の序盤になっているが，現在のところ，彼女がどこでどんな体験をするのかは未発表のままだ。

　Alice: Madness Returnsは，2011年第4四半期にリリースされることになっており，今回はPCだけでなく，PlayStation 3とXbox 360でも発売される予定。このティザームービーのリリースと連動して，3点の新しいアートワークも公開されているので，恐怖と美の共存する本作のイメージを，続報が入るまで膨らまし続けておくとよいだろう。