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高性能で高画質でも薄いゲームノートPCが欲しい? それならAcerの「Predator Helios Neo 16S AI」を見逃すな【PR】
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印刷2025/08/16 12:00

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高性能で高画質でも薄いゲームノートPCが欲しい? それならAcerの「Predator Helios Neo 16S AI」を見逃すな【PR】

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 Acerの日本法人である日本エイサーから登場した「Predator Helios Neo 16S AI」(型番:PHN16S-71-H93Z57T/E,以下 Helios Neo 16S AI)は,2025年の最新世代CPUとGPUを採用した,高スペックなゲーマー向けノートPCだ。

Predator Helios Neo 16S AI
メーカー:Acer
メーカー直販価格:41万9800円(試用機構成の税込価格,2025年8月16日現在)
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 本製品の見どころは,最大リフレッシュレート240Hzに対応した有機ELパネル(OLED)をディスプレイに採用しながら,税込直販価格が41万9800円というところ。「有機ELパネルを採用するゲームノートPCは高価」というイメージを覆す製品というわけだ。
 そうなると,240Hz表示を生かせるゲーム性能を備えているのかどうかが,気になるところだ。実機でテストを行い,その実力に迫ってみたい。

●目次


ノートPC向け最上位CPUとミドルハイクラスのGPUを搭載


 Helios Neo 16S AIは,コンパクトな筐体にハイスペックを詰め込んだパワフルなノートPCだ。まずは,本機のスペックを確認していこう。

「CPU-Z」でHelios Neo 16S AIが搭載するCPUのスペックを確認したところ
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 CPUには,IntelのノートPC向け最新世代上位モデル「インテル® Core™ Ultra 9 プロセッサー 275HX」(以下,Core Ultra 9 275HX)を採用する。
 高性能コアであるP-coreを8基と,高効率コアであるE-coreを16基実装した24コアタイプのCPUだ。P-coreのベースクロックは2.7GHzと,ノートPC向けらしく抑え気味だが,Turbo Boost適用時の最大動作クロックは5.4GHzを誇る。
 また,AI処理に特化したNPU(Neural Processing Unit)の「Intel® AI Boost」も統合しているのが,Core Ultra 9 275HXの大きな特徴だ。Helios Neo 16S AIの製品名に「AI」が入っているのは,NPU内蔵でWindowsのAI処理を利用できる点を示しているのだ。

 Core Ultra 9 275HXには,4基のXeコアからなる統合型グラフィックス機能(以下,統合GPU)の「Intel® Graphics」も統合されている。ただ,統合GPUでは,グラフィックスがリッチなゲームを快適にプレイするには,性能面で物足りない。
 ゲームノートPCであるHelios Neo 16S AIでは,NVIDIAのノートPC向けGPU「GeForce RTX 5070 Ti Laptop GPU」(以下,ノートPC向けRTX 5070 Ti)も搭載している。そして,これら2つのGPUを,NVIDIAの「Optimusテクノロジー」によって,アプリケーションのGPU負荷に合わせて自動で切り替えることで,高性能を維持しながら消費電力の低減を図っているわけだ。

「GPU-Z」でHelios Neo 16S AIが搭載するGPUのスペックを確認したところ
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 ノートPC向けRTX 5070 Tiは,「Blackwell」アーキテクチャによるGPUで,演算ユニットの最小単位である「CUDA Core」を,5888基搭載する。CUDA Core数だけを見ると,デスクトップPC向けである「GeForce RTX 5070」よりも,若干少ない程度の規模だ。
 Blackwell世代のGPUなので,ノートPC向けRTX 5070 Tiも,第4世代のリアルタイムレイトレーシングエンジン「RT Core」と,およびAI処理を担う第5世代「Tensor Core」を搭載する。これにより,パストレーシングによるリアルなグラフィックス表現や,DLSS 4によるマルチフレーム生成が利用できるわけだ。
 なお,ノートPC向けRTX 5070 Tiは,グラフィックスメモリとして容量12GBのGDDR7を組み合わせている。ノートPCながらも,比較的グラフィックスメモリ容量が多い点は魅力的だ。

 これらのCPUとGPUを効率的に冷却するため,Helios Neo 16S AIでは,冷却機構としてAcer独自の「5th Gen AeroBlade 3D Fanシステム」を採用している。
 この冷却システムは,ファンブレードをわずか0.08mm厚に薄くしつつ,ファンブレードの枚数を増やして,それにより風量を増やしているとのこと。Acerによると,前世代の冷却機構と比べて,風量は10%向上しているそうだ。
 Helios Neo 16S AIでは,左右にCPUとGPUを配置して冷却ファンと組み合わせ,それらの間を3本のヒートパイプで結ぶことで,それぞれをバランスよく冷却する仕組みとなっている。さらに,CPUやGPUの熱をヒートシンクに伝えるサーマルマテリアルに液体金属グリスを使用することで,高い冷却効果を実現しているそうだ。

Helios Neo 16S AIの底面。左右に1基ずつ,冷却ファンが配置されているのが見て取れる
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 プリインストールの設定アプリである「Predator Sense」を使うと,「静か」「バランス」「パフォーマンス」「ターボ」という4種類の性能モードを利用できる。

Predator Senseの画面。各種設定のほか,モニタリング機能も備える
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Predator Senseのシナリオタブから,静か,バランス,パフォーマンス,ターボの4つの性能モードを切り換えられる
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  • バランス:初期状態のモード。処理性能と消費電力の均衡が優れた設定となっている
  • パフォーマンス:ゲームにおける描画性能を引き上げるため,CPUとGPUの自動オーバークロックを行う。ただ,空冷ファンの回転数は引き上げない
  • ターボ:ファン回転数を制限せず,最高性能を発揮できるモード
  • 静か:ファンの回転数を抑えて,動作時の騒音を低くするモード。その分,処理性能も低下する

 Predator Senseには,「Experience Zone」というタブがあり,AIを利用するツールがまとめられている。

AI関連の機能がまとめられたExperience Zoneタブ
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 たとえば,「Acer PurifiedView 2.0」は,ビデオ通話における背景ぼかしや視線補正,自動フレーミングといった機能をAI処理で行うアプリだ。また,「Acer PurifiedVoice 2.0」では,AI処理によるサウンドのノイズキャンセリングや,バックグラウンドノイズの抑制が可能となっている。これらのアプリは,テレビ会議やボイスチャットを使用する人にとっては使い勝手がよさそうだ。

 メインメモリは,DDR5-6400を32GB(16GB×2)搭載している。ゲーム用途で不足を感じることはあるまい。
 内蔵ストレージは,PCI Express 4.0対応のM.2 SSDを1TB搭載する。試用機では,Micron Technology製の「3500 NVMe SSDシリーズ」の1TBモデル「MTFDKBA1T0TGD-1BK1AABYY」を内蔵していた。
 このSSDは,逐次読み出し,逐次書き込みともに最大転送速度7000MB/sを誇る。メモリとストレージのどちらも,ゲーム用途としては十分と言っていい。

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「CPU-Z」でHelios Neo 16S AIが搭載するメモリのスペックを確認したところ。メモリクロックは6400MHz相当(3192.4MHz)だ
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「CrystalDiskInfo」でHelios Neo 16S AIが搭載するSSDのスペックを確認したところ

表 Helios Neo 16S AI(試用機)の主なスペック
CPU Core Ultra 9 275HX
(24コア24スレッド(P-core:8,E-core:16,P-core定格クロック2.7GHz,P-core最大クロック5.4GHz,共有L3キャッシュ容量36MB)
メインメモリ DDR5-6400 SDRAM 32GB(16GB×2)
グラフィックス GeForce RTX 5070 Ti Laptop GPU(グラフィックスメモリ容量 12GB)
ストレージ 容量1TB(M.2/PCIe 4.0 x4接続)×1
液晶パネル 16型有機EL,解像度2560×1600ドット,最大リフレッシュレート240Hz,ノングレアタイプ
無線LAN Wi-Fi 6E(Killer Wi-Fi 6E AX1675i)
Bluetooth 5.3対応
有線LAN 1000BASE-T
外部インタフェース Thunderbolt 4×1,USB 3.2 Gen 2 Type-C×1,USB 3.2 Gen 1 Type-A×3,HDMI出力×1,microSDカードスロット×1,4極3.5mmヘッドセット×1
キーボード 英語配列103キー
スピーカー ステレオスピーカー内蔵
インカメラ 搭載(Windows Hello対応IRカメラ,約200万画素)
バッテリー容量 76Wh
ACアダプター 最大出力230W
公称本体サイズ 約356.78(W)×275.5(D)×12〜19.97(H)mm
公称本体重量 約2.2kg
OS Windows 11 Home


Helios Neo 16S AIの外観をチェック


 それではHelios Neo 16S AIの外観から見ていこう。

Helios Neo 16S AI
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天板のPredatorマークは光る
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 ボディは,「アビサルブラック」と呼ばれる黒色でまとめられており,かなり落ち着いた雰囲気だ。ただ,天板にあしらわれたPredatorマークにはLEDが組み込まれているので,煌びやかに光るのがかなり印象的である。

 公称本体サイズは,約356.78(W)×275.5(D)×12〜19.97(H)mmと,GeForce RTX 50搭載ノートPCとしては,比較的薄い。「前世代と比べて約29%スリムに、そして約15%軽量化された薄型・軽量デザイン」とAcerは謳っている。携帯性を高めつつ,パワフルな性能を維持している点が,Helios Neo 16S AIの魅力と言えよう。
 なお,公称本体重量は約2.2kgで,軽いとは言えないものの,待ち運びはあまり苦労しない。

横から見ると筐体の薄さがよく分かる。なお,ディスプレイは約140度まで開く
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 ディスプレイは光沢のある,いわゆるグレアタイプの有機ELパネル(OLED)を採用する。画面サイズは16インチで,解像度は2560×1600ドット。デジタルシネマ向け色空間規格「DCI-P3」のカバー率は100%を誇り,色表現力は高い。
 最大輝度は500nitsと高く,VESAのHDR関連規格「DisplayHDR True Black 500」の認証を受けているあたりは,ディスプレイ製品も手がけるAcerらしいところか。

テストパターンを表示した状態で正面,30度,60度と角度を変えて撮影した様子。角度を付けて覗き込んでも,発色や輝度のムラは確認できない
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 有機ELパネルは美麗な映像を表現できる一方で,液晶パネルに比べて焼き付きが生じやすいというデメリットがある。
 そこでHelios Neo 16S AIでは,焼き付き対策として,Predator SenseにWindowsのインタフェース要素を透明にする機能や,タスクバーを自動的に非表示にする機能などを用意している。有機ELパネルのデメリット対策にも抜かりがない点は,好感が持てる。

Predator Senseの焼き付き対策機能
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 冒頭でも触れたとおり,Helios Neo 16S AIの有機ELディスプレイは,最大リフレッシュレートが240Hzと高い。FPSやTPSでは,1fpsでも多く描画して,有利に立ち回るのが最近のトレンドだ。Helios Neo 16S AIであれば,そうしたコアなゲーマーの需要にも応えることができるだろう。

Helios Neo 16S AIはG-SYNCに対応するが,ディスプレイモードを「NVIDIA GPUのみ」に設定した場合に限る点に注意
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 さらに,NVIDIA独自のディスプレイ同期技術である「G-SYNC」にも対応。ゲームのフレームレートとディスプレイのリフレッシュレートが異なることで生じるティアリング(Tearing,テアリング)による画面の乱れを,抑えられる点もありがたい。

 キーボードは,10キーを備えた英語配列の103キータイプのものだ。キーピッチは実測で約19mm。キーストロークは実測で約1.4mmと浅めだが,パームレストが広めに確保されていることもあり,打鍵感は上々である。
 ゲームで重要なキーの同時押しに関しては,実際に試してみたところ6キーまでの同時押しを認識できた。なお,キーボードにはカラーLEDが組み込まれており,Predator Senseからイルミネーションを設定可能だ。

キーボードは英語配列の103キー。右上に電源ボタンがある。10キー左上のPredatorマークのキーは,Predator Sense起動のショートカットキーだ
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キーボードにはLEDバックライトが組み込まれているので,暗がりの視認性は良好だ
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Predator Senseのシナリオタブに「Pulsarライト」という設定項目があり,そこでキーボードのLEDをカスタマイズできる
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 Helios Neo 16S AIのインタフェースも見ておこう。
 左側面には,1000BASE-Tに対応した有線LANポートや,USB 3.2 Gen 1 Type-A,4極3.5mmミニピンヘッドセット端子,それにmicroSDカードリーダーが並ぶ。

Helios Neo 16S AIの左側面
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 右側面にもUSB 3.2 Gen 2 Type-Aポートを2基備えるが,そのうち手前側のひとつは本体の電源を切っても,接続機器,たとえばスマートフォンなどに充電可能となっている。

Helios Neo 16S AIの右側面
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 背面にはHDMI出力のほかに,Thunderbolt 4や映像出力も可能なUSB Type-Cポートを備える。

Helios Neo 16S AIの背面。2つのUSB Type-Cポートのうち,左がThunderbolt 4で,右がUSB 3.2 Gen 2 Type-Cだ。どちらも映像出力に使える
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 Helios Neo 16S AIは,Intelの無線LANコントローラ「Killer Wi-Fi 6E AX1675i」を搭載しており,Wi-Fi 6E対応の無線LANを利用可能だ。さらに,Bluetooth 5.3機能も備えているので,マウスやゲームパッド,イヤフォンなどのワイヤレスデバイスも簡単に使用できる。

Predator SenseにはAcer TrueHarmonyの設定がある
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 そのほかに,ディスプレイの上側ベゼルには,約200万画素のWebカメラを搭載しており,ビデオチャットやWindows Helloの顔認証ログインが可能だ。
 また,ゲームのジャンルや映画,音楽といったプリセットでサウンドの出力特性を変えられる「Acer TrueHarmony」に対応した高品質スピーカーを内蔵。さらに,バーチャルサラウンドサウンド技術「DTS:X Ultra」にも対応しており,サラウンドサウンドを出力できる。

 内蔵バッテリー容量は76Whで,公称のバッテリー駆動時間は約6.5時間。付属ACアダプタの出力は230Wだ。

付属の専用ACアダプタ
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Helios Neo 16S AIの性能をゲームで検証


 それでは,Helios Neo 16S AIのテストに話を移そう。
 Helios Neo 16S AIは,Predator Senseから4つの性能モードを選択できるので,今回はすべてのシナリオでテストを実施した。

 テスト内容は,4Gamerのベンチマークレギュレーション31に準拠。基本的には,デスクトップPC向けGPUと同じ高負荷設定で計測したが,「F1 25」および「Cities: Skylines II」は,高負荷設定だと描画負荷が高すぎたので,低負荷設定で計測している。

 今回の試用機では,グラフィックスドライバとしてテスト時点の最新版である「GeForce 577.00 Driver」を使用した。テスト解像度は,Helios Neo 16S AIのディスプレイ解像度である2560×1600ドットと,1920×1080ドットの2種類を選択した。
 ただ,「モンスターハンターワイルズ」(以下,モンハンワイルズベンチ)では,1920×1080ドットを選択できなかったので,代わりに1920×1200ドットを使用している。

 まずは,「3DMark」(Version 2.31.8385)の結果から順に見ていこう。DirectX 11世代のテストであるFire Strikeの総合スコアをまとめたものがグラフ1だ。

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 Helios Neo 16S AIは,初期状態のバランスでも,Fire Strike“無印”で27000台半ば,テスト解像度が3840×2160ドットになるFire Strike Ultraでも,8000強と,なかなか優秀な結果を残している。
 パフォーマンスに性能モードを変更すると,Fire Strike Ultraで10%ほどスコアが上がっているものの,Fire Strike Extremeでは3%しか変わらず,Fire Strike“無印”にいたっては逆に12%もスコアが低下してしまっている。

 なぜこのようなことが起こるのかというと,パフォーマンスでは,Fire StrikeでのPhysicsスコア=CPU性能が低下しているからだ。パフォーマンスモードでは,オーバークロックによって処理性能は上がるが,同時に発熱も増える。しかし,ファンの回転数はバランスと変わらないので,CPU性能が奮わない結果となってしまったのだろう。
 ただ,Fire Strike以外のテストでは,パフォーマンスのスコアが目に見えて落ちることはないので,古い世代のベンチマークテストであるFire Strike側にも,問題があるのかもしれない。

 一方,ターボモードになると,バランスから13〜22%程度スコアが上昇しており,オーバークロック設定の効果はかなり大きめだ。静かは,バランスから8〜47%程度スコアが下がっているので,ファンの回転数を絞るとゲーム性能も低下するのが,しっかりと結果に表れている。

 DirectX 12のテストとなる「Time Spy」の総合スコアをまとめたものが,グラフ2となる。

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 バランスはTime Spy“無印”で1万3000台,Time Spy Extremeでも6000台と,スコアは良好。パフォーマンスは,さらに1〜8%程度スコアを伸ばし,ターボは19〜27%程度も上昇している点は注目しておきたい。
 静かは,Fire Strikeと同様に4〜35%程度スコアが下がった。

 Time Spyより新しいDirectX 12テストである「Steel Nomad」の結果が,グラフ3だ。

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 ここではCPU性能の影響が少なくなるためか,パフォーマンスがバランスから約9%と有意な差を付けた。ターボにいたっては,バランスから約27%も伸びを見せている。
 この結果を見ても,シナリオを変更することで描画性能が伸びることを確認できたわけだ。なお,静かになると,約7%ほどスコアが落ちる点は,これまでと同じ傾向である。

 グラフ4は,レイトレーシングを含む高負荷DirectX 12テスト「Speed Way」の結果だ。

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 Speed WayもSteel Nomadと似た傾向となった。パフォーマンスとバランスの差は約12%。ターボとバランスの差は約23%と,それぞれしっかりとスコアを伸ばしている。一方,静かはこれまでと同じく,バランスから4%ほどスコアが低下している。

 レイトレーシングに特化したテストであるPort Royalの結果がグラフ5だ。

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 Port Royalでは,ターボにするとスコアが1万を超えているあたりは,特筆に値する。なお,静かのバランスからの落ち込み具合は約7%で,スコアの低下具合は変わらない。

 実際のゲームではどうなのだろうか。グラフ6,7は,「Call of Duty: Black Ops 6」の結果となる。

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 レギュレーション31では,平均フレームレートが80fpsで合格点としているが,Helios Neo 16S AIは,バランスでも1920×1080ドットでそれを満たしている点は立派。
 パフォーマンスになると,平均フレームレートが10〜11%程度,1パーセンタイルフレームレートが11〜12%程度,それぞれ伸びており優秀だ。ターボにいたっては,バランスからの伸びが20%前後にもなり,2560×1440ドットでもレギュレーションの合格点を満たしている点は評価できよう。
 静かは,3DMarkと同様にバランスから大きくフレームレートが低下しており,ゲームをプレイするにはあまり適していないようだ。

 グラフ8は,モンハンワイルズ ベンチのスコアをまとめたものだ。

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 カプコンが示す指標では,スコア2万以上で最高評価の「非常に快適にプレイできます」となっているが,Helios Neo 16S AIは,バランスだと1920×1200ドットで若干届かなかった。
 しかし,パフォーマンスは約8%ほどスコアを伸ばし,1920×1200ドットで2万を超えている。さらに,ターボになると,バランスからの伸びは16〜18%程度に達し,2560×1600ドットでも2万超えているあたりは評価できるだろう。
 なお,静かは,バランスから32〜44%程度,スコアが落ち込んでいる。それでも,カプコンの指標では次点となる「快適にプレイできます」の範囲なので,Helios Neo 16S AIの実力の高さが表れていると言えようか。

 グラフ9,10は,モンハンワイルズ ベンチにおける平均フレームレートと1パーセンタイルフレームレートの結果となる。

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 平均フレームレートは,総合スコアを踏襲したものとなっており,バランスの1920×1080ドットで60fpsに迫り,パフォーマンス,ターボと,しっかり伸びている。とくにバランスでは,2560×1600ドットでは平均フレームレートが50fpsしか出ていないのに対して,ターボでは60fpsまでごくわずかのところまで性能を伸ばしている点は特筆に値するだろう。
 総合スコアでは「快適にプレイできます」の評価を得た静かだが,1パーセンタイルフレームレートを見ると,15〜19%程度しか出ておらず,やはりゲームのプレイには物足りない。

 次のゲームテストは,Fortnite(グラフ11,12)だ。

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 レギュレーションでは,Fortniteの合格点を平均80fps以上としており,Helios Neo 16S AIは,バランスでの1920×1080ドットで若干届かなかった。しかし,パフォーマンスでは平均80fpsを超えて,ターボにいたっては90fps以上まで平均フレームレートを伸ばしている。
 1パーセンタイルフレームレートを見ると,どちらも1920×1080ドットであれば,60fps以上に達した。Fortniteを快適にプレイしたいのであれば,これらの動作モードに変更して,解像度は1920×1080ドットを選ぶのがよさそうだ。
 なお,静かは,バランスと比べて平均フレームレートで24〜52%程度,1パーセンタイルフレームレートで25〜42%程度低下しており,やはりゲームをプレイするには適していない。

 グラフ13,14は「Starfield」の結果だ。

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 レギュレーション31では,Starfieldにおける合格点の基準を平均40fps以上としており,Helios Neo 16S AIは,どの解像度でもバランスでそれを満たしている。また,静かでも,合格点を超える性能を発揮しており,ゲームのプレイに支障はなさそうだ。
 ただ,快適の基準になると平均60fpsが必要だが,それを満たすのはパフォーマンスおよびターボで,解像度は1920×1080ドットを選んだ場合に限られる。

 グラフ15は,「ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー ベンチマーク」(以下,FFXIV黄金のレガシー ベンチ)の総合スコアをまとめたものだ。

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 スクウェア・エニックスが示す指標では,スコアが15000以上で最高評価となる。Helios Neo 16S AIは,バランスでも1920×1080ドットであれば,それを満たした。
 バランスと比べたパフォーマンスの伸びは,1〜8%程度に留まる。3DMarkのFire Strikeで見られたように,CPU性能が伸びていないことが足かせになったのかもしれない。
 ターボになると,バランスから16〜18%程度もスコアを伸ばした。1920×1080ドットで20000弱のスコアであれば,プレイヤー数がやや多くて描画負荷が大きい場面でも,快適にプレイできそうだ。
 なお,静かでは1920×1080ドットで12000弱のスコアに留まる。しかし,指標では最高評価に次ぐ評価になるので,Helios Neo 16S AIでは,静かでもFFXIVをおおむね快適にプレイできると言っていい。

 FFXIV黄金のレガシー ベンチにおける平均フレームレートと最小フレームレートをまとめたものが,グラフ16,17だ。

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 平均フレームレートは,総合スコアを踏襲したもので,パフォーマンス,ターボとなるにつれて値を伸ばす一方で,静かではバランスより低い。
 ただ,最小フレームレートを見ると,パフォーマンスは1920×1080ドットで,バランスよりもやや低い。FFXIV黄金のレガシー ベンチにおける最小フレームレートは,CPU性能の影響が色濃く表れるため,発熱によってCPU性能は下がったのではないだろうか。

 グラフ18,19には,F1 25の結果をまとめている。

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 まず平均フレームレートを見ると,パフォーマンスもターボも,1920×1080ドットではバランスからほとんど伸びていない。このあたりはCPUが発熱などの面から伸び悩み,それがボトルネックになっているのではないだろうか。
 一方で,2560×1600ドットになると,パフォーマンスはバランスから約8%ほど伸び,ターボもバランスから約18%ほど向上した。動作モード変更の意味が,しっかりと表れている。それは,最小フレームレートで同じ傾向だが,バランスでも1920×1080ドットなら,60fpsを上回っている点は評価できよう。
 静かになると,平均フレームレートはバランスの63〜68%程度であるものの,最小フレームレートは20fps台と,大きく落ち込んでいる。静かで快適にプレイするのは難しそうだ。

 ゲームテストの最後は,グラフ20,21のCities: Skylines IIだ。

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 Helios Neo 16S AIはバランスだと,1920×1080ドットでも平均フレームレートは30fpsがやっとで,1パーセンタイルフレームレートは10fps強と低めだ。レギュレーションでは,1パーセンタイルフレームレートが15fps以上を合格点としているが,バランスでは届かず,パフォーマンスでようやく届くレベル。
 ターボになると,バランス比で平均フレームレートは31〜45%程度,1パーセンタイルフレームレートは53〜81%程度,それぞれ伸びており,ゲームの快適さは格段に向上している。


バランスでの消費電力は200W前後


 さて,Helios Neo 16S AIの消費電力はどの程度なのだろうか。パフォーマンスやターボでゲーマー向け性能が伸びるものの,大幅に消費電力が増大してしまうのであれば,実用性にも懸念が出てくる。
 そこで,ログの取得が可能なワットチェッカー「Watts up? PRO」を用いて,Helios Neo 16S AIの最大消費電力を計測した結果から推測してみよう。

 テストにあたっては,Windowsの電源プランを「バランス」に設定。さらに,ゲーム用途を想定し,無操作時にもディスプレイ出力が無効化されないよう指定したうえで,各アプリケーションベンチマークを実行したとき,最も高い消費電力値を記録した時点をタイトルごとの実行時,OSの起動後30分放置した時点を「アイドル時」としている。
 その結果がグラフ22だ。

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 バランスにおける各アプリケーション実行時の消費電力は,おおむね200W前後といったところ。パフォーマンスになると,そこから5〜19W程度,ターボでは12〜34W程度も増えている。オーバークロックの代償は大きい。
 とはいえ,ゲームをプレイするときに描画性能を高くしたいのなら,十分許容できる範囲内に収まっているのではないだろうか。なお,静かの消費電力は160〜190W程度だった。しっかりと消費電力を低く抑えている。

 アイドル時と高負荷時におけるCPUの温度とGPUの温度も確認しておきたい。今回は室温24℃の机上にHelios Neo 16S AIを設置し,3DMarkの30分間連続実行時を「高負荷時」として,アイドル時ともども,Predator Senseから温度を取得することにした。
 グラフ23がCPUの温度,グラフ24がGPUの温度,それぞれの結果となる。

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 CPUの温度を見ると,パフォーマンスでは高負荷時において温度が上がっており,どうやらそのあたりが頭打ちのようだ。ターボになると,ファンの回転数が上昇するためにCPU温度は下がっているが,静かは回転数が抑えられているため温度が高めだ。
 GPUの温度は,高負荷時においてバランスでも80℃を切っており,冷却機構のAeroBlade 3D Fanシステムが,うまく機能しているのが見て取れる。パフォーマンスやターボになると,若干温度が上昇するものの,それほど大きくなく,GPUの温度は,比較的抑えられていると言っていい。

 最後に,騒音計を使って,それぞれの動作モードにおけるHelios Neo 16S AIの動作音を比較してみたい。今回は,室内の音が41.1dBAの環境で,Helios Neo 16S AIに正対する形で50cm離したところに騒音計を置いて,動作音を計測した。なお,アイドル時と高負荷時は,GPU温度を測定した条件と同じだ。
 結果はグラフ25となる。

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 高負荷時における動作音は,バランスで47.1dBAだった。多少音はするものの,ヘッドセットをしていれば,まったく気にならないレベルだ。パフォーマンスは,バランスとファンの制御に違いがないためか,動作音もほぼ変わらない。
 ただ,ターボの動作音はかなり大きく,50dBAを超えてしまっている。オーバークロックの代償は,消費電力だけでなく動作音にも影響があるわけだ。
 なお,静かはその名のとおり,43.6dBAまでしか上がっておらず,かなり静音性が高い。


性能にも納得。有機ELパネル採用でこの価格はお買い得だ


 テスト結果からも分かるとおり,Helios Neo 16S AIのゲーム性能は,かなり優秀だ。初期状態の性能モードであるバランスでも,タイトルによっては快適にプレイできるし,ターボに変更すれば,2560×1600ドットでもかなり快適なゲーム環境が実現する。
 ターボは,消費電力や動作音が増大するというデメリットがあるが,ターボとバランスの中間となるパフォーマンスが用意されているので,ユーザーが状況に合わせて適宜選択できる点は,使い勝手に優れると言えよう。

 また,有機ELパネルを採用しているおかげで,映像品質はかなり優れている。焼き付き対策の設定が充実しているあたりも,評価できる点だ。最大リフレッシュレートが240Hzと高い点も,ゲーマーなら見逃せない。

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 それでいて,税込直販価格が41万9800円だから,お買い得感は高い。1000BASE-T対応有線LANのように,最近のノートPCでは省かれがちだが,ゲーマーは欲しがる機能も付いている。性能と画質に優れたうえ,価格的にも高すぎないゲーマー向けPCを探しているのであれば,Helios Neo 16S AIはお勧めの1台であることは間違いない。

Acer直販ストアのHelios Neo 16S AI製品情報ページ

AcerのHelios Neo 16S AI製品情報ページ


●合わせて選びたいAcerのゲーマー向けディスプレイ
 4Gamerでは本稿と同時に,Acerのゲーマー向け液晶ディスプレイ「Nitro XV0」を紹介している。Helios Neo 16S AIの性能があれば,Nitro XV0の特徴である4K/160Hz表示とフルHD/320Hz表示を切り替えられる「DFR」機能を存分に生かせるので,合わせて検討してみてはいかがだろうか。

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 2025年におけるゲーマー向けディスプレイのトレンドに,「デュアルモード」と呼ばれる機能がある。Acerの28インチ4K液晶ディスプレイ「Nitro XV0」は,デュアルモード機能を実装しつつ,比較的手の届きやすい価格を実現したディスプレイだ。見どころと,ゲームで使ったときの利点を紹介しよう。

[2025/08/16 12:00]

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