![]() |
「コマンド&コンカー」シリーズは1995年から展開するRTSシリーズで,新エネルギー「ティベリウム(タイベリウム)」を巡って世界連合軍GDIと秘密結社Nodが激しい戦いを繰り広げる。スピンオフ「レッドアラート」シリーズはヒトラーが消えた世界で連合軍とソ連軍が争い,「ジェネラルズ」シリーズは舞台を2023年という近未来に移してアメリカ,中国,テロリスト組織GLAの戦いが描かれる。また,「コマンド&コンカー:レネゲード」はFPSとなり,Nodと激しく戦う。
![]() |
2020年のリマスター版「Command & Conquer: Remastered Collection」では,ゲームの発売と同時期にソースコードが公開されているが(リンク),今回はオリジナル版が対象となる。
ソースコードが公開されたのは,「コマンド&コンカー(Command and Conquer Tiberian Dawn)」「コマンド&コンカー:レッドアラート(Connection to Command & Conquer: Red Alert)」「コマンド&コンカー:ジェネラルズ(Command and Conquer: Generals)」,および拡張パック「Zero Hour」,そしてFPS「コマンド&コンカー:レネゲード(Command & Conquer: Renegade)」だ。
![]() |
| 「コマンド&コンカー:ジェネラルズ(Command and Conquer: Generals)」(関連記事) |
![]() |
| 「コマンド&コンカー:レネゲード(Command & Conquer: Renegade)」(関連記事) |
今回のソースコード公開に尽力したコマンド&コンカーコミュニティのLuke "CCHyper" Feenan氏によれば,「ソースコードのアーカイブを復元したことにより,これまで以上に深いレベルでのパッチ制作が可能になった」とのこと。「(シリーズのオンライン対戦を楽しめる)CnCNetのようなコミュニティがゲームをサポートし続け,将来の世代がプレイする役に立つ」とソースコード公開の意義について語っている。
また,シリーズ作品がSteamワークショップにも対応する。対象となるのは「コマンド&コンカー:レネゲード」「コマンド&コンカー:ジェネラルズ」および「Zero Hour」。さらに,「コマンド&コンカー3:タイベリウム・ウォーズ(Command & Conquer3: Tiberium Wars)」と拡張パック「ケインの怒り(Kane’s Wrath)」,「コマンド&コンカー:レッドアラート3(Command and Conquer: Red Rlart3)」と拡張パック「アップライジング(Uprising)」,そして「Command & Conquer 4: Tiberian Twilight」である。
これをサポートする「C&C Modding Support」も公開されており,こちらはコミュニティから15年越しで希望があったものだという。
![]() |
| 「コマンド&コンカー:レッドアラート3(Command and Conquer: Red Rlart3)」(関連記事) |
![]() |
| 「Command & Conquer 4: Tiberian Twilight」(関連記事) |
名作ゲームを愛するファンがいて,コミュニティが機能を続け,ゲームを拡張できるようにメーカーがサポートを行うのは,Win-Winの関係性である。ソースコードが公開されることで,自作マップやMODが作りやすくなり,ゲームがより長くプレイされるのはもちろん,ゲームの歴史を保存するうえでも重要な取り組みといえるだろう。
同時に,「コマンド&コンカー:レネゲード」と「コマンド&コンカー:ジェネラルズ」の開発初期の映像も公開されている。ゲームの内幕を垣間見られるという,こちらも粋な計らいだ。「コマンド&コンカー」シリーズは現在Steamでセール中(リンク)なので,気になる人はチェックしてみよう。
![]() |
| 「コマンド&コンカー:ジェネラルズ(Command and Conquer: Generals)」の内部プレゼンテーションの映像 |
![]() |
| 「コマンド&コンカー:レネゲード」のプリプロダクション映像 |



























