そこで今回は,色々と遊んでみたアプリの中から12本をピックアップして,iPad Proのゲーム端末としての感想をつらつらと語ってみたい。
また,4Gamer編集部のおれっち(Orecchi)とライターのマフィア梶田氏の2名による体験ムービーも紹介しているので,合わせて参考にしてほしい。
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●iPad Proの主なスペック
サイズ:305.7(W)×220.6(D)×6.9(H)mm
重量:約713g(Wi-Fiモデル),約723g(Wi-Fi+Cellularモデル)
OS:iOS 9
SoC:Apple A9X
ディスプレイ仕様:12.9インチ液晶パネル
ディスプレイ解像度:2732×2048ドット
メインメモリ容量:4GB(ただし編集部調査による。オフィシャルには非公開)
ストレージ:内蔵(容量32GBまたは128GB)
あらためて紹介すると,iPad Proは12.9インチサイズの液晶を搭載した,解像度2732×2048ドットの巨大タブレットである。この大きさだから当たり前といえば当たり前だが,タッチやスワイプといった操作感はほかのiOS端末(iPhoneやiPadシリーズ)とだいぶ異なる。やや大袈裟に言うと,ほかの端末では指や手を動かして操作するのに対し,iPad Proでは“腕”も動かす感じだ。操作が忙しいアプリを遊ぶと疲れてしまうし,重量もあるので手持ちによる長時間のゲームプレイにもあまり向いていない。
![]() iPad Pro(12.9インチ)の上に,iPad Air 2(9.7インチ)と,iPad mini 4(7.9インチ)を重ねた写真(発表時のプレスリリースより) |
もうひとつ注意してほしいのは,(これはiPad Proだからという問題ではないのだが)モバイル端末などで既に遊んでいるアプリでアカウントを流用する場合,“機種変更”の手続きが求められるケースが結構あるという部分だ。
一方で嬉しい誤算だったのが,4基搭載されているスピーカーである。各スピーカーは,本体の短い辺のそれぞれ両端に配置されていて,特に“横画面”で遊ぶアプリにおけるサウンドの広がりが素晴らしい。スピーカーを手で塞いでしまう点に気をつければ,iPhoneやiPad Airとは段違いのサウンドが楽しめるはず。
このようにiPad Proは,アプリによって向き不向きがだいぶハッキリしている端末である。ファーストインプレッションとしては,「操作がそれほど忙しくなく,グラフィックスやサウンドの魅力を前面に出しているアプリ」は,iPad Proとの相性が良さそうだ。以上の点を踏まえた上で,各アプリのプレイフィールを紹介していこう。
なお,本稿ではほかのiOS端末との比較を中心に紹介しており,ゲームの基本説明は最小限に留めている。そのあたりの情報が気になった人は,リンク先の4Gamer関連記事やApp Storeなどをご覧頂きたい。
アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ
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ただし,普段からモバイル端末で遊んでいる人にとっては,iPad Proは横幅が大分長くなるため,リズムゲームとしてのプレイフィールの変化に戸惑うかもしれない。
あずきザザー
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ネタ枠として軽い気持ちで選んだのだが,本体の傾きを微妙に動かし続けるためなのか,iPad Proの4基あるスピーカーから発せられるサウンドが,より立体的に聞こえる。シンプルであるがゆえに,手に持った瞬間「おおっ」と声を上げてしまった。知人などから「iPad Proってどうなの?」と聞かれたときは,とりあえず黙ってこのアプリを触らせてみたい。
パズル&ドラゴンズ
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そもそも,パズドラを別のモバイル端末などで遊んでいる場合,“機種変更”の手続きが必要となる(しかも再び行えるようになるのは30日後)。モバイル端末とiPad Proのどちらか片方を選ぶのなら,持ち運びがしやすい前者に軍配が上がるという結論になるだろう。
星のドラゴンクエスト
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しかも星ドラは,簡単な手続きを行うだけで複数端末からのログインが可能だ。同一アカウントで,「外ではスマホ,家ではタブレット」といった遊び方ができるのは素晴らしい。
FINAL FANTASY VII
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しかし,バーチャルパッドで表示される十字ボタンが直径約6.7cmとやたらにデカくなってしまっているため,常にこれを横目で見ないとろくに操作できない。FF7はカメラ視点が頻繁に切り替わるRPGなので,普通にプレイしようとするだけでストレスが溜まりまくるのだ。そのためバーチャルパッドでのプレイは現実的とはいえないのだが,試しにiOSに対応しているBluetooth接続のゲームパッド(※注)を使ってみたところ,快適にプレイできた。
※注:「SteelSeries Stratus Wireless Gaming Controller」を使用
FRAMED
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iPad Proの大きさやサウンドなどの特徴1つ1つがプラスに作用している。プレイヤーの操作そのものが少ないため,ハードボイルド調のグラフィックスや,全編を通してシームレスに流れるジャズのBGMなど,ゲームの世界に存分に浸れるのだ。iPad Pro本体をスタンドで立てかければ,Bluetooth接続の外部スピーカーを使わずともBGMとして立派に使えるし,このアプリに限っていえば二度とiPhoneには戻れないなあと思った。
Hearthstone: Heroes of Warcraft
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少し余談になるが,iPad Proの描画領域における短い辺の長さ(縦持ちにしたときの横辺)は,iPad Airの長い辺(縦持ちにしたときの縦辺)より若干短い程度である。仮にHearthstoneの「縦持ち用のUI」を別途開発してくれれば,丸々空いた約107mm×197mmのスペースに,例えば手札のカード情報などを常時表示させられるだろう。アップデートで対応してくれると嬉しいのだが。
jubeat plus
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なお,iPad Airの画面をしっかり叩くと,微妙に柔らかいというかフカフカ感があるのだが,iPad Proではそれが感じられなかった点も述べておこう。
Need for Speed No Limits
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NET麻雀 MJモバイル
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本作では捨牌を選ぶときに,誤操作を防ぐために牌をいったん拡大してくれるのだが,iPad Pro版では不要な機能である。マルチプレイの対局相手が,iPhoneなどの小さな画面をちまちまとタッチしているのかなと考えると,普段より強気に打てた(気がする)。
Tengami
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本作のテクスチャは和紙を取り込んで作られており,iPad Proでプレイするとその美しさがより鮮明に感じられた。琴を用いた和風サウンドも良く響き,iPad Pro本体のズッシリとした重さすら,ハードカバーの絵本を手に持っているような感覚。「FRAMED」と同様に,iPad Proとの相性が抜群だと感じたアプリだ。
TERRA BATTLE
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しかし,植松伸夫氏によるBGMや藤坂公彦氏によるイラストをこの端末で堪能できる魅力は捨てがたい。アプリを遊ぶついでに,サウンドトラックや画集も楽しめてしまうようなお得感があった。











































