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  • Indiegala
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  • 発売日:2017/06/06
  • 価格:1480円(アーリーアクセス版)
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[gamescom]野犬に追われる一人称視点アクション「Die Young」のデモが約1年ぶりに公開。ユニークな設定は変わらず,着実に進化中
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印刷2016/08/20 18:44

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[gamescom]野犬に追われる一人称視点アクション「Die Young」のデモが約1年ぶりに公開。ユニークな設定は変わらず,着実に進化中

「Die Young」のキーアート。1年前のものと比べると,女性の雰囲気が若干変わった
画像集 No.006のサムネイル画像 / [gamescom]野犬に追われる一人称視点アクション「Die Young」のデモが約1年ぶりに公開。ユニークな設定は変わらず,着実に進化中
 イタリアのパブリッシャであるIndiegalaは,一人称視点型アクション「Die Young」のデモをgamescom 2016で約1年ぶりに公開した。

 「Die Young」は,地中海の孤島に拉致されてきた主人公の女性が,危険から逃れつつ,島からの脱出を図るというシンプルなコンセプトのゲームだ。
 ゲームは主人公が島で目を覚ますところから始まり,島のところどころにある遺体から収集したメモなどを頼りに,脱出ルートを探し求める。

 gamescom 2015のレポートでも紹介したとおり,ゲームを始めるといきなり獰猛な野犬が襲いかかってくるのだが,主人公には戦う術がない。畑の柵を飛び越えたり,野犬がよじ登れない崖や廃墟などをうまく利用したりして,野犬があきらめるまで走り続けなければならない。

Indiegalaの共同創設者であり,マネージングディレクターとして同社のプロダクト群を監修するリッカルド・ロザペペ氏
画像集 No.007のサムネイル画像 / [gamescom]野犬に追われる一人称視点アクション「Die Young」のデモが約1年ぶりに公開。ユニークな設定は変わらず,着実に進化中
 IndiegalaのRiccardo Rosapepe(リッカルド・ロザペペ)氏によると,「武器を手にとって応戦できたら,よくあるアクションアドベンチャーになってしまう。AAAのような作品を作るバジェットや開発資源はないけど,とにかくユニークな作品に仕上げたい」とのことで,“逃げてばかりのゲーム”という路線に変更はなさそうだ。

 なお,今回のビルドには実装されていなかったが,プレイヤーの脅威には,犬だけでなく,主人公を捕まえようとする人間もいるらしい。
 また,島の農民たちは,そこで起こっている事件について認識はしているものの,脅迫されているのか,プレイヤーを助けることはしない。それどころか,敵に居場所を知らせしまうかもしれないとのことで。主人公は四面楚歌の状態であるらしい。

頼りとなるのは,序盤に見つける手書きのマップのみ。4つのエリアが順番にアンロックされていき,最終的には12平方キロほどの広大な孤島を移動できるとのことだ
画像集 No.003のサムネイル画像 / [gamescom]野犬に追われる一人称視点アクション「Die Young」のデモが約1年ぶりに公開。ユニークな設定は変わらず,着実に進化中

 「Unreal Engine 4」で開発が進められているだけあって,島の風景はなかなかのもの。ロザペペ氏が「自分たちの良く知る風景をゲーム化している」というだけあり,地中海気候にありそうな植生が描かれており,青い海が美しい。1年前にプレイしたときはただの穴だった洞窟内部も随分と作り込まれており,野犬の追跡を振り切るさまざまな仕掛けや隠れ道なども用意されているようだった。

画像集 No.005のサムネイル画像 / [gamescom]野犬に追われる一人称視点アクション「Die Young」のデモが約1年ぶりに公開。ユニークな設定は変わらず,着実に進化中

 島に生えている植物を採取して,体力回復アイテムを調合するといったクラフティング要素も取り入れられる予定。野犬と戦えないことは前述したとおりだが,野犬の注意をそらすようなアイテムの製作は可能になるという。
 そこまでできるのであれば,簡単な武器すら作れないということに少々違和感もあるが,それはやはり「Die Young」の特徴となる部分なので,仕方のないのかもしれない。

 発売時期やPC以外の対応プラットフォームは決定しておらず,その面白さも未知数と言ったところであるが,インディらしい奇抜な設定のゲームとして,Indiegalaの奮起に期待したい。
  • 関連タイトル:

    Die Young

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