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バイオハザード RE:2公式サイトへ
  • カプコン
  • 発売日:2019/01/25
  • 価格:パッケージ版 7800円+税
    ダウンロード版 7222円+税
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[E3 2018]ビクビクしながら進むゾンビホラーが帰ってきた。「バイオハザード RE:2」プレイレポート
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印刷2018/06/13 14:53

プレイレポート

[E3 2018]ビクビクしながら進むゾンビホラーが帰ってきた。「バイオハザード RE:2」プレイレポート

 先日の「PlayStation E3 2018 Media Showcase」で発表され,話題になったサバイバルホラーゲーム「バイオハザード RE:2」PC / PS4 / Xbox One)。本作は,1998年に発売された「バイオハザード2」を,「バイオハザード7 レジデント イービル」PC / PS4 / Xbox One / Switch)のために開発されたゲームエンジンである「RE ENGINE」を使ってフルリメイクしたタイトルとなる。
 今回は,そんな本作のプレイアブルデモを,E3 2018のカプコンブースで試遊してきたので,レポートをお届けしよう。

画像集 No.001のサムネイル画像 / [E3 2018]ビクビクしながら進むゾンビホラーが帰ってきた。「バイオハザード RE:2」プレイレポート

「バイオハザード RE:2」公式サイト



RE ENGINEの恩恵をうけたゾンビ達


 プレイを始めると,まず視点の違いに気づく。オリジナル版はエリアごとにカメラのアングルが固定されていたが,リメイク版では“肩越し視点”が採用されているのだ。デモ版では,この視点でR.P.D(ラクーンシティ警察署)を探索することになったのだが,懐かしさよりも恐怖のほうが勝ってしまい,隅々まで細かく見る余裕がなかった。オリジナル版でもやたら怖い警察署だなと思っていたが,肩越し視点だと不気味さが一層増している。

警察服を着た若かりし日のレオンをこの視点で見るのはなかなか新鮮
画像集 No.002のサムネイル画像 / [E3 2018]ビクビクしながら進むゾンビホラーが帰ってきた。「バイオハザード RE:2」プレイレポート

 ただ肩越し視点になったからといって,プレイフィールはオリジナル版とそこまで変わらない。「バイオハザード4」から「バイオハザード6」までは,敵をひるませてから接近すると,ハイキックやベリィ・トゥ・ベリィなどの近接ムーブを決められたが,「2」のリメイクである本作にはそれがなく,アクションゲーム的な意味での派手さは控えめだ。
 そのぶんゾンビと対峙したときの恐怖は際立っており,たった1体を相手にするのもかなり苦戦を強いられる。ゾンビは動きこそ遅いものの体力が高く,狭い通路や部屋で戦うことが多いので,複数を相手にするとジリジリと追い詰められてしまうのだ。「4」のレオンなら,一体をひるませてからの回し蹴りでまとめて倒せるだろうが,本作のレオンは警官になったばかりの新米で,ゾンビを見ただけで「ひえっ」とか言ってしまうありさまだ。まあ実際に言ったのは筆者だが。

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 RE ENGINEで開発されているということで,プレイしているとグラフィックスのリアリティの高さにも目を惹かれる。とくに恩恵を受けているのはゾンビ達だ。まずグラフィックスうんぬんよりも,うめき声と動きがすでに怖い。肩越し視点になったおかげか,署内ではゾンビのうめき声や這いずり回る音が四方八方から聞こえてくる。風貌にも磨きがかかり,とくに腐り具合がリアルで視界に入れただけでも不快指数がぐんぐん上がっていくのだ。さすがRE ENGINE。
 また,本作のエリアはシームレスなので,別の部屋に逃げても普通に追いかけてくる。なんとか倒したとしても,本当に死んだのか確認する方法はなく,油断してそのまま行ったら,また後ろから迫ってきてるなんてこともある。これがバイオのゾンビなのだ。

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 オリジナル版が発売された当時とは違って,今やゾンビゲームは人気ジャンルの1つと言って過言ではない。いろいろなゾンビゲームに触れている人は,もはやゾンビに恐怖を感じなくなっているかもしれない。そんな人にこそ,本作をプレイしてもらいたい。ゾンビの根本にある怖さを再確認させられることになるはずだ。

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 ステージの作りについても,オリジナル版そのままというわけではなさそうだ。もちろんオリジナル版を知っていれば,ある程度どこにどういった場所があるかの目星はつけられるものの,構造自体が変わっているところもあり,オリジナル版で攻略ルートを知っている人でも新鮮な気持ちで遊べるだろう。
 今回のデモに登場した警察署内だけでいえば,まずエントランスの作りからして異なっている。加えて停電しているためか,オリジナル版より暗く感じられた。

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 イベントもいろいろと変わっており,リッカーはあまり最初のほうでは登場しない様子だ。リッカーが窓を遮っていくあの名シーンも発生する場所が変わっていたので,製品版でリッカーがどのように登場してくれるのかが楽しみである。

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 肩越し視点への変更という部分も含め,今風にしっかりと作り直されている印象で,久しぶりにゾンビゲームで恐怖を感じさせてくれた「バイオハザード RE:2」。オリジナル版のように,ストーリーの進行に表と裏があるのかや,ハンクや豆腐が登場するエクストラゲームはどうなるのかなど,気になるところはまだたくさんある。発売日の2019年1月25日までは,しっかりと情報を追っていきたい。

「バイオハザード RE:2」公式サイト

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