新型コロナウイルスの影響により外出自粛が続く中,世界の美術館が注目しているのが,任天堂が2020年3月20日に発売した
「あつまれ どうぶつの森」だ。ロサンゼルスの
J・ポール・ゲティ美術館に続いて,このたび,ニューヨークのマンハッタンにある世界規模の美術館,
メトロポリタン美術館が所蔵する名画などを「あつまれ どうぶつの森」にインポートできるサービスを開始した。
使い方としては,メトロポリタン美術館の
コレクション検索で
「Open Access」を選択し,そこで選んだ作品の右下に表示される共有ボタンから,
葉っぱのアイコンをクリックすれば,QRコードの生成画面が表示されるという仕組みだ。「あつまれ どうぶつの森」のマイデザインを使って,選んだ絵画などをゲーム内に自由に配置できる。メトロポリタン美術館が保有するデジタルイメージは40万点以上におよぶという。
また,J・ポール・ゲティ美術館は,
「Animal Crossing Art Generator」という専用ツールを使用して生成されたQRコードをスキャンすることで,ゲーム内で画像が使用できるようになる。デジタルアーカイブの国際的な規格
「IIIF」(International Image Interoperability Framework)に対応したほかの美術館などの画像も,このツールを使ってインポートできるとのこと。
メトロポリタン美術館もJ・ポール・ゲティ美術館も,現在は一時的に閉館されており,実際の名画を見ることはできないようだが,「あつまれ どうぶつの森」で,現実では難しいバーチャル美術館を作り上げることも可能かもしれない。