ロビンソン漂流記が題材のサバイバルアクションRPG「Robinson Crusoe」，戦闘やクラフトなどを楽しめるデモ版を配信

　チェコで活動するInfilope Gamesは，新作サバイバルアクションRPG「Robinson Crusoe」の開発をアナウンスし，デモ版の配信をSteamで開始した。

Steam「Robinson Crusoe」

　「Robinson Crusoe」は，1719年にイギリスのダニエル・デフォーが手掛けた冒険小説「ロビンソン漂流記（ロビンソン・クルーソー）」を題材にした三人称視点のアクションRPGだ。
　プレイヤーは流れ着いた無人島でサバイバルを続けながら，先人がいたその土地の謎を解き明かすことになる。さまざまなツールを作ってシェルターを建てたり，攻撃的な原住民たちと戦ったり，ステルスを駆使して窮地を凌いだりしていく。


　無人島は，浜辺やジャングルだけでなく，高山地帯などバラエティに富んだ環境があり，古代遺跡や過去に漂着したであろう人々の痕跡をたどれる。
　原住民や獰猛な生物との格闘にもフォーカスされており，武器として17世紀から18世紀にかけて登場したフリントロック式のピストルや，マスケット銃なども精密に再現しているという。


　自分の基地となるシェルターも必要な資材を集めて施設も充実させて，アップグレードできる。グライダーのような乗り物で移動も可能で，かなり広い世界がフィーチャーされているようだ。


　「Robinson Crusoe」は，現時点では日本語のサポートはアナウンスされていないが，Unreal Engineで描かれた美しい古典小説の世界は，多くのゲーマーにアピールできそうだ。公開されているデモでは，戦闘やクラフトなどを3つのチャプターで楽しめるので，気になる人はダウンロードしてみるといいだろう。

「Robinson Crusoe」公式サイト