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SEVENTEENとCARATの絆をゲームに! セブチ公式ゲーム「パズルSEVENTEEN」体験レポート&HYBE IM JAPANスタッフインタビュー
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本作はグループ初の公式パズルゲームで,メンバーや制作陣の「CARAT(SEVENTEENファンの愛称)に喜んでほしい」という想いのもと,メンバー自身のアイディアを取り入れるなど,力の入った一作となっている。
本稿では,メディア向け説明会で紹介されたゲーム内容やコラボ情報に加え,HYBE IM JAPANで運営に関わるスタッフのミニインタビューもお届けしていこう。
「パズルSEVENTEEN」公式サイト
「パズルSEVENTEEN」ダウンロードページ
「パズルSEVENTEEN」ダウンロードページ
「パズルSEVENTEEN」に込められた,
メンバーと制作陣のこだわりとは
2015年にデビューした13人組グループ,SEVENTEEN(愛称,セブチ)。大所帯ながら,誰一人欠けることなく10年間活動を続け,現在では世界各地でスタジアム規模のライブを行う,グローバルな人気グループへと成長した。そんな彼らが「もっと多くのCARATに会いたい!」という想いを形にするため,スマートフォン向けゲーム「パズルSEVENTEEN」(以下,「パズチ」)がリリースされた。
今回開催されたメディア向け説明会では,韓国でゲーム事業を展開するHYBE IMの日本法人,HYBE IM JAPANの中西啓太氏が登壇し,ゲームの紹介と試遊会が行われた。
「パズチ」には,かわいらしいSDキャラクターになったメンバーが登場する。そんな彼らと一緒に,マッチ3パズルやオリジナルストーリーなど,さまざまなコンテンツを楽しめる。
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メンバーの意見やアイディアも随所に活かされている。たとえばWONWOOは「キャラクターに眼鏡を追加してほしい」とリクエストし,DINOは「『Super』のときの髪色がいい」と伝えた。そうした要望が,デザインに反映されている。
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ゲームの世界観は,「空飛ぶ船“CARAT号”に乗り込んだメンバーたちが,CARATのために秘密の場所を用意しようと,島々を巡る旅に出る」というもの。パズルをプレイすると読めるストーリーでは,メンバーたちのにぎやかな会話が楽しめる。「これはあのときの!」と思わずニヤッとしてしまう“セブチネタ”が飛び出すのも,ファンにはたまらないポイントだ。
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![]() 会話シーンには,Going SEVENTEEのセブセブツアーにちなんだネタも! |
![]() こちらもGoing SEVENTEEでおなじみ,「バー田(ノン)」ネタが登場 |
気になるゲーム内容をチェック!
本作には,メインとなるパズルゲームをはじめ,コスチュームやミニルームのカスタマイズ機能,メンバーのフォトを集めるスペシャルコンテンツなど,さまざまな要素がそろっている。それぞれを簡単に紹介していこう。
◆爽快感たっぷり! マッチ3パズルゲームとセブチネタ満載のストーリー
マッチ3パズルは,同じ色のブロックを3つ以上そろえて消すタイプのゲームだ。各ステージには目標があり,それをクリアすることでレベルが上がっていく。ブロック以外にもさまざまな障害物が登場するが,「パワーアップ」と呼ばれるお助けアイテムをうまく使えば,クリアがぐっと楽になるので活用しよう。ステージを突破すると,ストーリーを読むためのスターや,ラッキーボックス(いわゆるガチャ)を回すためのゴールドなどが手に入る。![]() |
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このあと紹介する「ストーリー」を読み進めていくと,メンバーたちは新たな島へと旅立てる。なお,ゲームのリリース時点では,レベル上限は300で,5つの島が開放されている。
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◆あの楽曲コスチュームやメンバーイメージの家具も! コスチューム&ミニルームを紹介
コスチュームとミニルームは,自分好みにカスタマイズして楽しめる要素だ。コスチュームはラッキーボックスで手に入る。設定できるのはヘアスタイルと服の2種類で,メンバーごとに自由にカスタマイズ可能。今回のメディア向け説明会では,特別に「Super」コスチュームを見せてもらえたので,その様子を紹介しよう。![]() |
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ここで設定したコスチュームは,パズル画面とミニルームの両方に反映される。ぜひたくさんのコスチュームを集めて,着せ替えを楽しもう。
さらに,2025年4月4日にはMINGYUのバースデーを記念して,特別な髪型やコスチュームなどが手に入るラッキーボックスが登場した(4月9日までの期間限定)。今後も,メンバーの誕生日には同様の企画が行われるかもしれない。
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次に紹介するミニルームは,デコと呼ばれる家具やBGMなどを自由に配置して楽しめるコンテンツだ。デコの入手方法は,ラッキーボックス,ショップ,イベントでの配布の購入の3通りある。
1つずつ地道にインテリアを飾っていくのも楽しいが,「一気に模様替えしたい!」という人には,最初から一式そろったコーディネートルームの販売も用意されている。手に入れたデコは自由に組み合わせられるので,あとから別の家具に差し替えることも可能だ。
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ミニルームには,お気に入りのメンバーはもちろん,最大で13名(全メンバー)まで配置できる。配置したキャラクターは,さまざまなアクションをしたり,自由にテキストを入力できる吹き出しを使ったりして楽しめる。組み合わせ次第で,遊び方は無限だ。
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さらに,ほかのプレイヤーのミニルームに遊びに行くこともできる。フレンドのミニルームに加えて,世界中のプレイヤーの部屋もランダムで表示され,「いいね」やメッセージを通じて交流を楽しめる。
<フレンドとチーム要素について>
フレンドになると,お互いのミニルームを行き来できるほか,「いいね」やメッセージで交流もできる。こうしたやりとりが楽しめるのは,大きなメリットといえるだろう。
チームは,既存のチームに参加するか,自分で新たに設立するかの2通り。所属しなくてもゲームの進行には支障はないが,チームに入っていれば,ハートが足りないときにメンバーにリクエストを送れたり,チャットのようにやりとりしたりできる。
なお,誰かとフレンドになる場合や,任意のチームに参加する際は,プレイヤー名やチーム名を検索する必要がある(そのため,全世界で名前の重複は不可)。
◆メンバーのフォトをコレクション! スペシャルコンテンツ
パズルクリア時のご褒美として,ランダムで「フォト」が手に入ることも。これは,メンバーのフォトカードのことで,先ほど紹介したメンバー別メニュー内の「フォト」にコレクションされていく。各アルバムのコンセプトフォトはもちろん,未公開フォトも用意されているそうだ。ファンならぜひ手に入れておきたい。![]() パズルで手に入るフォトは,ランダムでドロップする |
![]() フォトはスマホにダウンロードすると,画像全体を表示できる。どんな内容かは開いてからのお楽しみ! |
SEVENTEENは海外公演が多いため,「移動中の飛行機でもプレイしたい」「CARATにも移動中に一緒に楽しんでほしい」といったメンバーからの声を受け,ネット環境がなくても遊べる“オフラインモード”が搭載された。この機能も,本作ならではの大きな特徴と言えるだろう。
SEVENTEENとCARATが楽しく想い合う日常を再現し,両者をつなぐ新たなコミュニケーションツールとして成長していくことを目指す本作。リリース当初からプレイしている筆者はCARATでもあるが,ファンであることを差し引いても,ひとつのゲーム作品として非常に完成度が高いと感じている。隅々までこだわりと愛情が込められ,彼らの魅力がたっぷり詰まったこの作品を,ぜひ多くの人にプレイしてみてほしい。
HYBE IM JAPAN
中西氏&加藤氏にインタビュー
最後に,メディア向け説明会を開催したHYBE IM JAPAN GMの中西啓太氏と, 「パズルSEVENTEEN」日本プロジェクトマネージャーの加藤友秀氏へのミニインタビューをお届けする。
4Gamer:
リリースおめでとうございます。あらためて,このゲームを制作することになったきっかけを教えてください。
中西啓太氏(以下,中西氏):
弊社ではこれまでにも「Rhythm Hive」や「BTS Island: インザソム」などを通じて,音楽とエンターテインメントの要素を組み合わせたコンテンツを提供してまいりました。今回は,その経験をもとに,グローバルアーティストであるSEVENTEENのファンの皆さんに新しい体験と楽しさを届けたい,と考えたのがきっかけです。
メンバーの皆さんも,「CARATが楽しめるものを」と積極的に制作に関わってくださり,実際に考案された多くのアイディアが,ゲーム内にも反映されています。
4Gamer:
ありがとうございます。ゲームの開発自体は韓国のHYBE IMが担当されていると思いますが,日本法人の皆さんはどのような役割を担っているのでしょうか。
中西氏:
私たちHYBE IM JAPANでは,韓国で開発されたゲームのローカライズやマーケティング,そして日本のユーザー向けのカスタマーサポートやご意見の集約などを主に担当しています。
4Gamer:
ということは,現在発売中のコラボ缶や,5月に開催されるSEVENTEENのファンミーティングへの出展なども,御社が企画や運営を担当されているということでしょうか。
中西氏:
はい。コラボ缶のデザインは,SEVENTEENキャラクターが踊る「VERY NICE」ポーズをモチーフにしています。ファンミーティングに関しては,事前にXの日本公式アカウントを通じて,会場付近に掲示するメッセージを募集しました。
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4Gamer:
では,カスタマーサポートやSNSなどを通じてユーザーから寄せられる意見は,どのように活用されているのでしょうか。
中西氏:
いただいたご意見や感想など,日本側で集まった情報は取りまとめて,本社に共有しています。そのうえで,「ゲームではこういう声が上がっているので,アップデートを検討しましょう」といったかたちで,双方で協議しながら進めています。
4Gamer:
なるほど。ゲーム外の話になりますが,発表当初から「ぜひグッズがほしい」といった声も多く見られましたが……?
加藤友秀氏(以下,加藤氏):
はい,記事が載るころには発表されているのですが,Weverse Shopにてアクリルジオラマ(「Acrylic Diorama & Styling Sticker Set」)を販売します。予約受付は4月8日14:00から4月30日11:59までです(販売ページ)。
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4Gamer:
それは楽しみですね! では,ゲームの話に戻りますが,少し規約的なことについてうかがわせてください。ゲームのスクリーンショットや動画などをSNSに投稿しても問題ないのでしょうか。
中西氏:
営利目的でなければ,SNSでの使用についてはとくに制限は設けていません。ぜひ多くの方に投稿していただき,一緒に盛り上がってもらえたらと思います。
4Gamer:
いいですね! せっかくなら,やはりメンバー自身によるゲーム配信も見てみたいところです。
加藤氏:
そうですね。本人たちも多忙なため,確実なお約束はできませんが,ゲーム好きなメンバーも多いので,そういった企画が実現できたらいいなと考えています。
4Gamer:
期待しています。インタビュー時点ではレベル上限が300,島は5つが開放されていますが,今後もある程度コンスタントに更新されていくのでしょうか。
加藤氏:
はい。とくに序盤は,ハイペースでやり込む方も多いと想定していますので,パズルレベルの上限は定期的に引き上げていく予定です。また,リリース直後ということもあり,まだ数は限られますが,今後はゲーム内イベントなども積極的に開催していきたいと考えています。
4Gamer:
こちらも楽しみにしています。それでは最後に,読者の皆さんへメッセージをお願いします。
加藤氏:
本作は,2025年2月に最初の発表を行い,それから約2か月というスピードでリリースを迎えることができました。SEVENTEENの魅力をゲームとして表現し,ファンの皆さんにお届けできたことを,私自身とてもうれしく思っています。
「面白い」という声もすでに多くいただいていますが,今後はさらに楽しんでいただけるよう,アップデートなどを通じて,より良いコンテンツを提供していきたいと考えています。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
中西氏:
このゲームは,メンバーや制作チーム一同が「CARATの皆さんにたくさん楽しんでほしい」という想いを込めてリリースしたものです。だからこそ,「ゲームが苦手」「なんとなく面倒」といった理由で触れずに終わってしまうのは,少しもったいないなと思っています。
そのために,パズル部分の調整や,ミニルームのようなパズル以外の要素の充実など,ゲーム初心者の方でも楽しめるようにたくさん工夫を重ねてきました。また,実際にプレイしていただいたうえで「ここが難しい」「こうなったらいいのに」といったご意見があれば,今後のサービスにできる限り反映していきたいと考えています。ぜひ気軽に触れてみてもらえたらうれしいです。
4Gamer:
本日はありがとうございました!
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- ライター:玉尾たまお
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