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Arcs公式サイトへ
  • CMON Japan
  • Leder Games
  • 発売日:2026/Q1
  • 価格:アークス:オール・イン:2万4200円 / アークス:ベースゲーム:8250円(いずれも税込)
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[プレイレポ]トリテ×ウォーゲームな新作「Arcs」を先行体験。奇妙で深いジレンマを制して“野望”の完遂を目指す,新感覚ボードゲーム
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印刷2025/05/16 10:00

プレイレポート

[プレイレポ]トリテ×ウォーゲームな新作「Arcs」を先行体験。奇妙で深いジレンマを制して“野望”の完遂を目指す,新感覚ボードゲーム

 Leder Gamesの新作ボードゲーム「Arcs」の日本語版発売に向けた,CMON JAPANによるクラウドファンディングが2025年5月13日にスタートした。目標未達の場合でも生産される“オール・イン”形式で,期間は5月27日までとなっている。

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 Leder Gamesは,4人全員が異なるルールで戦う戦略シム「ルート 〜はるけき森のどうぶつ戦記〜」をはじめ,クセの強いマニアックな作品で知られるボードゲームメーカーだ。今回の「Arcs」も例に漏れず,いわゆるトリックテイキングの要素を取り入れたウォーゲームという,非常に珍しいコンセプトのタイトルとなっている。

※トリックテイキング:プレイヤーが1枚ずつカードを出し,その中から1人の勝者(=次の親)を決めるサイクルを繰り返す,カードゲームの1ジャンル。代表的なものにトランプの「ハーツ」などがある。

 とはいえ,すでに発売されている海外での評価は非常に高く,ボードゲームコミュニティサイト「BoardGameGeek」では最大で8.1(10段階評価)を獲得。日本国内でも,コアなファンのあいだで話題になっていた作品でもある。今回はこの海外版を元にしたプレイレポートをクラウドファンディングに先駆けてお届けしていく。

CMON JAPAN「ARCS」日本語版クラウドファンディングキャンペーン



リードの奪い合いを中核とする,悩ましすぎるアクション選択


 Arcsの舞台となるのは,多数の星系がゲートを通じてぶつかり合う「Reach」と呼ばれる宇宙空間だ。プレイヤーはReachの惑星や資源を狙う宇宙文明の1つを率い,入植や戦闘を通じて勝利点を獲得していく。

 Reachの星々は放射状に並んだマスで表現されており,各プレイヤーはうちいくつかの拠点(宇宙港と街)と,宇宙船を所持した状態からゲームを開始する。ここから移動や建築といったアクションを駆使して版図を広げていき,対戦相手よりも強力な文明を作り上げることを目指していく。

マップ中央の区切りが,星系間をつなぐゲートを表現している。各星系は3マスごとに区切られていて,隣接する星系への移動はゲートを経る必要がある
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 とはいえ,手番が来たからといって行動を好きに決められるわけでもない。
 各プレイヤーには「アクションカード」がランダムに配られるので,ターンごとのアクションは,ここから1枚を選択して決定しなくてはならない。こうして毎ターン,カードを1枚消費していき、使い切ったらChapter(章)が終了。次のChapterでカードが配り直され,全部で5つのChapterを終えところでゲームが終了となる。

 またアクションカードを出すにあたって重要になるのが,先述したトリックテイキングの仕組みだ。アクションカードには「実行可能なアクション」と「アクション数」に加え,カード自体の強度を示す数字と,カードの性質を示すスートが設定されている。それらを使った,“メイフォロー”のトリックテイキングによって,各プレイヤーが実行できるアクションはさらに制限されることになる。

※メイフォロー……リード(親)プレイヤーが出した最初のカードによって,以降のプレイヤーの出すカードに制限がかかる仕組みのこと。可能な限り制限に従わなければならないのを“マストフォロー”,必ずしも従わずともよい(が,何かしらのペナルティがある)ものを“メイフォロー”という。

左上が強度を示す数字,右側の絵柄がスートだ。数字の下にある光アイコンが実行可能なアクション数,その下のテキストが実行可能なアクションの種類を示している
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 アクションはカードを出した時点で実行されるので,最初の1枚を出すリード(親)プレイヤーは,カードに書かれたとおりのアクションが実行できる。一方で,後手番には“縛り”が発生し,メイフォローゆえ縛りから外れたカードを出せなくはないが,実行できるアクションは大幅に弱体化してしまう。
 すべての処理を終えた時点で,リードプレイヤーと同じスート,かつ最も大きな数字を持つカードを出していたプレイヤーが勝者となり,次のリードプレイヤーとなる仕組みだ。これを繰り返し,手札がなくなるまでアクションを実行していく。これが本作の基本の流れである。


 ●2番手以降のアクション制限
条件 効果
リードカードと同じスート,かつリードカードよりも大きな数字を持つカード 制限なし。実行可能なアクションを,カードに示されたアクション数だけ実行できる
リードカードと異なるスートのカード 実行可能なアクションのうち1つを,1回だけ実行できる
カードの内容を問わず,裏向きでプレイする リードカードに記載されたアクションのうち1つを,1回だけ実行できる

 ルールだけ聞いてもピンと来ないかもしれないが,各カードに書かれた数値と合わせると,このシステムが生み出すジレンマがはっきり見えてくる。

 まず,自由にアクションを実行できるリードプレイヤーは圧倒的に有利なので,可能な限りその権利を得たいところだろう。しかし,数字が大きいカードほどアクション数は少なく設定されているので,リードを得るには“弱い行動”を選ぶ必要がある。
 ならリードを取ったあとにアクション数の多いカードを使えばいいと思うかもしれない。しかし,そうするとせっかく手に入れたリードをすぐに手放すことになりかねない。

カードのなかには,対応するリソースを支払うことで実行可能なアクションを追加できるものもある
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 そのうえで,盤上で展開される戦闘や建設もしっかりこなす必要があるわけで,アクションを実行するタイミングも考える必要がある。
 例えば,目前に疲弊した敵艦隊があるならぜひとも全力で攻撃したいところだが,スートや数字の噛み合いが悪ければ攻撃自体,行えないかもしれない。逆に言えば,リードプレイヤーになっていれば,盤面がピンチでも相手のアクションをコントロールして回避することも不可能ではないということだ。

戦闘は仕掛けた側のみが行動でき,宇宙船1つにつき赤か青のダイスを1つロールできる。赤ダイスは攻撃成功率が高いかわりに反撃を受ける可能性があり,青ダイスは攻撃の成功率が低いかわりにリスクがないというバランスになっている。なおオレンジのダイスは戦闘では使用されない
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ゲームが始まってすぐ,黄プレイヤーの艦隊が赤プレイヤーに攻撃を仕掛けた。しかし,赤ダイスを使いすぎたせいで反撃を受けて半壊してしまう。これを機とみた青プレイヤーの艦隊が,突撃を仕掛ける流れとなった
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マーケットに並べられたカードは,Influence(影響力)アクションによる擬似的な競りによって獲得できる仕組みだ。2枚目の写真は,頑張って手に入れたカードが奪われたところ。獲得タイミングを見極めなければ,こういうことも起こりえる
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 こうしたアクションの決定にまつわるゲームシステムは,アクションの効率を優先すべきか,盤上のタイミングを優先すべきかというジレンマを強調し,カードの選択を毎回悩ましいものにする。うまく噛み合えば,1回の行動でゲーム全体を動かしているかのような感覚が得られるのも,本作ならではといえる。

 ●アクション内容
アクション名 効果
Move(移動) マップ上の自身の艦隊(同じマス内にいる自身の宇宙船をまとめて艦隊とする)を隣接するマスに動かす
Influence(影響力) マーケットに置かれたカードに,エージェントを1つ配置する
Secure(確保) 自身のエージェントが最も多く置かれているカード1枚をマーケットから獲得する
Build(建造・建築) 宇宙港,または街を空いている枠に1つ建設する。あるいは,宇宙港が存在するマスで1つの宇宙船を建設する
Repair(修理) 損傷した1隻の宇宙船を非損傷状態にする
Battle(戦闘) 自身の艦隊で,同じマスにいる別プレイヤーの艦隊を攻撃する


「AMBITIONS」(野望)がもたらす,奇妙で楽しい不思議なプレイフィール


 こうした読み合いをさらに奥深いものにしているのが,勝利点の獲得方法である「AMBITIONS」(野望)の概念だ。

 AMBITIONSとは,Chapterごとに更新される共有の達成目標のことであり,この目標で上位を獲得したプレイヤーは,Chapter終了時に勝利点を獲得できるようになっている。目標はChapter開始時点では内容が決まっておらず,早いもの勝ちで(最大3つまで)設定できるので,自分が達成しやすいものをいち早く枠に入れるのが重要となる。

AMBITIONSの仕組みは「テラフォーミング・マーズ」の“褒章”に近い。違うのは一定ラウンドごとに精算と再設定が行われるところだ
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 一方で,悩ましいのがAMBITIONSの設定方法だ。新たなAMBITIONSを設定する権利を得るには,まずリードプレイヤーを獲得したうえで,出したカードの数字を「0」に変更しなければならない。
 ゆえに自分に都合のいいAMBITIONSを設定できれば有利にはなるが,リードは確実に失うことになる。そのリスクを飲んでもAMBITIONSを設定するか,誰かのAMBITIONSに“乗っかる”形で達成を目指すかは,なかなか難しい判断になるだろう。

AMBITIONSを設定するときは,カードの数字の部分をタイルで覆い隠して「0」として扱う。どうせリードを奪われるなら,小さい数字のカードを置きたいところだ
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 なかなか曲者なルールだが,このAMBITIONSが,本作な独特なプレイフィールを生み出しているのも確かだ。
 本作はかなり攻撃的なゲームで,直接的な破壊やリソースの奪い合いがけっこうな頻度で発生するが,それによる喪失感はあまり大きくない。なぜならどれだけ敵船を撃破しようとも,あるいは資源を溜め込もうとも,AMBITIONSの達成に寄与しなければ勝利点にはつながらないからだ。

 そして本作には,「AMBITIONSの達成」以外で勝利点を獲得する手段は,ほぼ存在していない。各種リソースの保持上限も少なく,建設などに使う量も限られているので,失われたとしてもすぐに回復できてしまう。盤上で熾烈な戦いが起こっていても,自分の計画を着実に進めていくのが重要なのである。

戦闘で攻撃を受けた宇宙船は破壊され,破壊したプレイヤーが持つ「TROPHIES」へと送られる。とはいえ,TROPHIESの数を参照するAMBITIONSが精算された時点で返還されるので,宇宙船コマが足りなくなる心配はない
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AMBITIONSで獲得できる勝利点は,Chapterごとに増加していく。前半戦はリソース収集にあて,後半戦で一気に得点を取りに行くのもアリかもしれない
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 本作はややマニア向けではあるものの,ルールに複雑な部分はなく,トリックテイキングの仕組みを取り入れたことで,ウォーゲームとしてはかなりコンパクトなタイトルに仕上がっている。
 このシナジーから生まれるゲーム体験は特異ではあるものの,組み込まれたジレンマはかなり濃密で,それが本作をユニークなものにしている。ほかのプレイヤーを直接攻撃する要素を組み込みつつも,それ自体が勝敗に直結しないところも,このジャンルの初心者が入りやすい部分といえるかもしれない。

今回のプレイでは採用しなかったが,プレイヤーに初期能力を与えるキャラクターとカードも用意されている。基本システムを理解するために1回遊んだら,2回目以降はこれを導入してみたいところだ
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 今回のクラウドファンディングでは,基本セットのみの「ベースゲーム」,3部構成のキャンペーンを収録した拡張「ブライテッド・リーチ」,宇宙船などのミニチュアセット「ミニチュアパック」,これらすべてを収録した「オール・イン」の,3つのプランが選択可能だ。
 さらに支援額が目標金額を超えた場合は,ミニ拡張セット「リーダーズ&ロアパック」が付属する予定とのことである。

名称 価格
ベースゲーム 8250円 1万1330円(税込)
ブライテッド・リーチ 1万4850円 1万5950円(税込)
ミニチュアパック 5500円 6600円(税込)
オール・イン 2万4200円 3万3880円(税込)

拡張セット「ブライテッド・リーチ」のパッケージはかなり巨大で,ベースゲームの内容がそのまま収まるようになっている。ミニチュアもすべて収納できるようだ
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 さらに本作は5月17日と18日に開催される「ゲームマーケット2025春」への出展も予定されている。海外版の公式サイトでは,ルールブック(英語)と収録カードリストも公開されているので,興味がある人はこちらも参考にするといいだろう。

CMON JAPAN「ARCS」日本語版クラウドファンディングキャンペーン


 さらに「ゲームマーケット2025春」では,新作「キャプテン・フリップ」「ノヴァ・エラ」の販売も行われる。いずれもボードゲームファンの間で話題を呼んだ,注目度の高いタイトルとなっている。会場に足を運ぶ予定の人は,こちらも要チェックだ。

「キャプテン・フリップ」
2024年のドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされたファミリーゲーム。タイルを袋から取り出し,それを個人ボードに配置するだけでゲームが進行するのが特徴となっている。各タイルは表裏で異なる効果を持ち,引いた瞬間のみ“裏返すか否か”を選択できる。シンプルながら悩ましいプレイフィールが魅力の作品だ
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「ノヴァ・エラ」
原始時代から現代まで,さまざまな技術を研究して文明を発展させていくボードゲーム。3つのダイスがセットになったダイスプールから使用するものを選び,ダイス目を使ってカードを購入していく。ただし,過剰投資にはデメリットが設定されているので,バランスよくダイスを選ばなければならない
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CMON Japan「ゲームマーケット2025年春」出展情報

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