パッケージ
Dead as Disco公式サイトへ
準備中
準備中
お気に入りタイトル/ワード

タイトル/ワード名

最近記事を読んだタイトル/ワード

タイトル/ワード名

LINEで4Gamerアカウントを登録
リズムベースの格闘ゲーム「Dead as Disco」,ストリーマー向けにも考慮された爽快感溢れる傑作を体験[gamescom]
特集記事一覧
注目のレビュー
注目のムービー

メディアパートナー

印刷2025/08/23 12:21

イベント

リズムベースの格闘ゲーム「Dead as Disco」,ストリーマー向けにも考慮された爽快感溢れる傑作を体験[gamescom]

 ドイツで開催中のイベント「gamescom 2025」で,リズムベースの格闘ゲーム「Dead as Disco」を開発中のデベロッパBrain Jar Gamesのジェームス・キャラス(James Karras)氏に話を聞きつつ,実際にプレイしたので,紹介したい。

「Dead as Disco」公式サイト


 「Dead as Disco」は,2025年4月に制作が発表されたBrain Jar Gamesのデビュー作だ。6月の「Steam Nextフェス」でデモが公開されると大きな話題になり,「圧倒的に好評」というプレイヤー評価と,約40万のウィッシュリスト登録者を獲得している。
 主人公のチャーリー・ディスコは,類まれな才能を持つメンバーが集結したバンド「アイドルズ」のメンバーだったが,何らかの理由で仲間に命を奪われてしまう。だが,その10年後,彼の死を悼むために開催されたコンサートで,一夜限りの復活のチャンスを得たチャーリーは,音楽に憑りつかれた仲間たちを1人ずつ追い詰めながら,真犯人を探して戦っていく。

画像ギャラリー No.003のサムネイル画像 / リズムベースの格闘ゲーム「Dead as Disco」,ストリーマー向けにも考慮された爽快感溢れる傑作を体験[gamescom]
画像ギャラリー No.004のサムネイル画像 / リズムベースの格闘ゲーム「Dead as Disco」,ストリーマー向けにも考慮された爽快感溢れる傑作を体験[gamescom]

 ネオンカラーに彩られたアートスタイルも注目の「Dead as Disco」だが,音楽とシンクロするバトルが大きな特徴だ。周囲から群がってくる敵の頭上に表示されるマークに合わせて,リズミカルにボタンを押していくという仕組みで,多くの2D格闘ゲームにあるように,異なるボタンをガチャガチャ押すというよりは,敵の方向にキャラクターを向け,ベーシックアタックとなるボタン(Xboxコントローラでは[Y]ボタン)で素早く反応するというスタイルだ。

画像ギャラリー No.005のサムネイル画像 / リズムベースの格闘ゲーム「Dead as Disco」,ストリーマー向けにも考慮された爽快感溢れる傑作を体験[gamescom]

 そのため,それほどガチャ押しする必要はないのだが,リズムに乗ることによってコンボに加算され,2倍,5倍とポイントが増えていく。高得点を得られればリーダーズボードに掲載されるので,不特定多数のプレイヤーと競うこともできる。

 2004年の韓国映画「オールド・ボーイ」を思わせる,カメラが真横からアクションを追ったり,地下鉄の線路上で爆走してくる列車の前に敵を突き飛ばしたりなど,スタイリッシュなバトルシーン満載。「(チャーリーの)逝去10周年」に合わせたミュージックビデオを撮影しているという設定もあるようだが,ベースギタリストやKポップアーティストなど,個性的な元バンドメンバーたちとのボスファイトが何より魅力だ。
 デモだけでゲームの評価をすべきではないと思うが,軽快なリズムと躍動感に満ちた激しいアクションの爽快なコンビネーションから,傑作になるのは間違いないという印象を受けた。

画像ギャラリー No.006のサムネイル画像 / リズムベースの格闘ゲーム「Dead as Disco」,ストリーマー向けにも考慮された爽快感溢れる傑作を体験[gamescom]
画像ギャラリー No.007のサムネイル画像 / リズムベースの格闘ゲーム「Dead as Disco」,ストリーマー向けにも考慮された爽快感溢れる傑作を体験[gamescom]

 ゲームに用意されるサウンドは,デモにも登場する1983年の「マニアック」などのライセンス曲のほか,Brain Jar Gamesが制作したオリジナル曲がある。会場では,「初音ミク風サントラ」も確認できた。
 キャラス氏によれば,設定により,すべてをオリジナルサウンドに切り替えることも可能とのことだったが,その理由は,ライセンス曲だけではストリーマーがゲーム動画を公開できないという,リズムゲームではしばしばある問題を回避するため。個人でプレイするなら,自分のお気に入りのMP4ファイルをゲーム内に読み込ませることも可能で,ミュージシャンが自分の音源を使ってゲームを試してみるなど,ソーシャルネットワークのさまざまな広がりにも期待できそうだ。

画像ギャラリー No.008のサムネイル画像 / リズムベースの格闘ゲーム「Dead as Disco」,ストリーマー向けにも考慮された爽快感溢れる傑作を体験[gamescom]
画像ギャラリー No.009のサムネイル画像 / リズムベースの格闘ゲーム「Dead as Disco」,ストリーマー向けにも考慮された爽快感溢れる傑作を体験[gamescom]
画像ギャラリー No.010のサムネイル画像 / リズムベースの格闘ゲーム「Dead as Disco」,ストリーマー向けにも考慮された爽快感溢れる傑作を体験[gamescom]

 「Dead as Disco」を開発するBrain Jar Gamesは,キャラス氏が在住するアメリカだけでなく,ドイツやポーランド,イタリアなどからメンバーが開発に参加するリモート型のデベロッパだ。正式な発売日はまだ決まっていないものの,Steamのストアページでは,かなり遊べるデモ版が公開されているので,プレイをおオススメしたい。

「Dead as Disco」の開発マネジメントを担当するBrain Jar Gamesのジェームス・キャラス氏。デモ版ではロックされているが,画面分割のCo-opも楽しめるという
画像ギャラリー No.002のサムネイル画像 / リズムベースの格闘ゲーム「Dead as Disco」,ストリーマー向けにも考慮された爽快感溢れる傑作を体験[gamescom]


4Gamer「gamescom 2025」掲載記事一覧

「gamescom 2025」公式サイト

  • 関連タイトル:

    Dead as Disco

  • この記事のURL:
4Gamer.net最新情報
プラットフォーム別新着記事
総合新着記事
企画記事
スペシャルコンテンツ
注目記事ランキング
集計:08月22日〜08月23日