このイベントは「ダンガンロンパ」シリーズの15周年を祝う催しで,会場にはシリーズにまつわる展示エリアやフォトスポットが設けられた。
また事前に行われた抽選の当選者は,2026年発売予定の「スーパーダンガンロンパ2×2」(PC / PS5 / Xbox Series X|S / Switch 2 / Switch)の試遊版をプレイできた。
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本稿では,ステージイベント「『スーパーダンガンロンパ2×2』スペシャルステージ」を中心に,会場の模様をお伝えする。
「スーパーダンガンロンパ2×2」スペシャルステージの冒頭では,同タイトルの監修を務める小高和剛氏のビデオメッセージが上映された。
「ダンガンロンパ」の生みの親である小高氏は,ことあるごとにスパイク・チュンソフトとシリーズの展開をどうするか話していたそうで,15周年を迎えるにあたり「スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園」のリメイクと新たなシナリオの制作を決めたことを明かした。
また新たなトリック作りには,小説「ダンガンロンパ霧切」を手がけたミステリー作家・北山猛邦氏が,新たなシナリオ作成には「絶対絶望少女 ダンガンロンパ Another Episode」以降,シリーズに関わってきた小泉陽一朗氏がそれぞれ参加しているとも話していた。
さらにキャラクターデザインや音楽は,おなじみのスタッフが担当していることも紹介。開発を担当するジェムドロップのノウハウにより表現も広がったとのことで,正統な「ダンガンロンパ」シリーズの最新作としてチーム一同,全力で取り組んでいることをアピールしていた。
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公開インタビューのコーナーでは,プロデューサーを務める榊原昌平氏が「スーパーダンガンロンパ2×2」に関する質問に回答した。
「企画が立ち上がった経緯は?」という質問には,基本的には小高氏のメッセージにあったとおりだが,榊原氏自身もシリーズの2代目プロデューサーとして何かできないかという思いを常々抱えていたことが明かされた。
![]() 榊原昌平氏 |
「『1』ではなく,なぜ『2』をベースに?」という質問には,まず完全新作や続編を作るという構想もあったが,一度完結した物語でそれらをやるのは乱暴だという議論があったことや,初代「ダンガンロンパ」をリメイクすると,シリーズ全体に影響がおよぶ可能性が生ずることが説明された。
そのため,初代「ダンガンロンパ」からのシリーズの流れを変えない形でリメイクできる「スーパーダンガンロンパ2」がベースになったというわけである。
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「『2』のリメイク版で新しくなったところや,こだわったポイントは?」という質問には,グラフィックスやサウンド,キャラクターの立ち絵などほとんどを作り直しており,ほぼ新作となっているとの回答がなされた。
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![]() 「スーパーダンガンロンパ2×2」試遊版の実機プレイ映像も公開に。背景を現代風にブラッシュアップしたり,キャラクターの立ち絵にアニメーション演出を加えたりしている |
「完全新作シナリオはすぐにプレイできるのか?」という質問には,調整中との前置きがあった上で,基本的には最初から新シナリオを選択できることが示唆された。
また新シナリオでは,オリジナル版とまったく異なる事件や展開が描かれる。「どのような事件が起きるのか?」という質問には,当たり前だが「皆さんの楽しみを奪ってしまうので言えない」と回答していた。
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「完全新作シナリオでは,シリーズおなじみの“おしおき”はどうなるのか?」という質問には,「新シナリオでは事件の内容が変わるから,クロ(真犯人)とシロ(真犯人以外)も変わる。当然,新しいおしおきも登場する」という。またリメイクシナリオでは,表現がブラッシュアップされているとのこと。
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「完全新作シナリオには,『2』に登場していなかったキャラクターも出るのか?」という質問には,「“まだ”言えない」という含みを持たせた回答が。ファンとしては「今後,発表されるだろう」と期待が高まるところだが,実のところこれは榊原氏の失言で,台本には「さあ,どうでしょうね」と記してあったという。これをどう解釈するかは,受け取る側次第と言える。
「モノクマ役の水田わさびさんはどういった経緯で起用されたのか?」との質問には,「そういうことです」と明言を避けた榊原氏。また水田さんがオファーを快諾したことも明かされた。
ここでステージにモノミが登場し,新作のキャラクターボイスに起用された大代キヌ太氏も登壇。大代氏の本業は映像作品の監督・演出だが,かつて自身の手がけたアニメで音響制作を担当した会社が「スーパーダンガンロンパ2×2」にも関わっていた縁で,モノミ役のオーディションを受けることになったそうだ。
大代氏は,故・大山のぶ代さんのファンだったことがきっかけで小学生の頃に初代「ダンガンロンパ」と出会い,小説版にもハマっていったというエピソードなどを披露していた。
![]() 大代キヌ太氏(写真中央) |
「完全新作シナリオのゲーム進行は,オリジナル版を踏襲しているのか?」という質問には,章仕立てとなっており,非日常パートと捜査パートを経て学級裁判という流れとなることが示された。
また全体のボリュームはオリジナル版を超えており,予算や進捗を管理する立場としては頭の痛いところではあるが,ファンが期待できる内容になっているとのこと。
「『2』で登場した学級裁判のシステムは踏襲されるのか? それとも新システムが用意されるのか?」「オリジナル版のオマケモードやミニゲームは収録されるのか?」という質問には,「続報を期待してほしい」と回答していた。
「移動中の画面は,オリジナル版から変更されるのか?」という質問には,まずオリジナル版のマップ配置が分かりづらかったことを説明。そのため「スーパーダンガンロンパ2×2」では見下ろし型の画面で,島の全景を確認できるようにしたという。
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![]() ステージではコラボやキャンペーンの情報も紹介された |
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![]() 東京コミュニケーションアート専門学校との産学連携プロジェクトと学生の作品を紹介 |
![]() 12月24日より「スーパーダンガンロンパ2」のプレイ動画配信可能範囲が全章となることも発表された |
![]() 会場の展示。こちらはヒストリーボード |
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![]() グラフィックボード&リトグラフィー |
![]() GAAAT制作のアート |
![]() 学級裁判スロット。会場のスタンプラリーをコンプリートすると体験できた |
![]() フォトスポット |
![]() メッセージボード |
![]() 会場にはコスプレイヤーやモノクマ,モノミが登場。来場者との撮影タイムも設けられた |
4Gamerでは,「スーパーダンガンロンパ2×2」の試遊レポートも掲載しているので,気になる人はそちらもチェックしてほしい。
[プレイレポ]「スーパーダンガンロンパ2×2」では,オリジナル版とは異なる物語が展開。グラフィックスの刷新やアニメ演出の追加も
スパイク・チュンソフトが2026年内にリリースを予定している「スーパーダンガンロンパ2×2」は,ハイスピード推理アクション「ダンガンロンパ」シリーズの最新作だ。「スーパーダンガンロンパ2」の名を持つものの,同作とはまったく異なる物語が展開する。
























































