中国最大級のインディーゲームイベント
「WePlay Expo 2025」が,中国・上海の上海世博展覧館で開催中だ。期間は,11月22日から23日まで。
「WePlay Expo」は,2017年からCiGA(China indie Game Alliance,中国インディゲーム連盟)によって開催されている。
CiGAは,2015年からインディーゲームアワード「indiePlay China indie Game Awards」を開催している。今年度の授賞式は,WePlayのステージイベントの最後に実施予定だ。
indiePlayブースでは,ノミネート作品の展示が行われている。見回っていると,インディーゲームイベントでお馴染みである吉田修平氏の姿も。同氏は,11月22日にトークイベントにも登壇予定だ
![画像ギャラリー No.003のサムネイル画像 / 中国最大級のインディーゲームイベント「WePlay Expo 2025」が開幕。キーボード展示会「ZFX」と合同開催で,会場規模は1.5倍超に[WePlay2025]](/games/991/G999110/20251122003/TN/003.jpg) |
![画像ギャラリー No.006のサムネイル画像 / 中国最大級のインディーゲームイベント「WePlay Expo 2025」が開幕。キーボード展示会「ZFX」と合同開催で,会場規模は1.5倍超に[WePlay2025]](/games/991/G999110/20251122003/TN/006.jpg) |
開催場所の上海世博展覧館は,2010年に開催された上海国際博覧会(Expo 2010 SHANGHAI)の会場となった大型国際展示場である。
WePlayは,その一角を使って行われ,今年の会場面積は,昨年の1万1000平方メートルから1万7000平方メートルへと拡大した。
イベントの開場は,9:30から。朝8:00から人だかりができており,駅の方向から小走りで急ぐ人もちらほら。折り畳みの椅子に座って朝ごはんも食べている猛者もいた
![画像ギャラリー No.007のサムネイル画像 / 中国最大級のインディーゲームイベント「WePlay Expo 2025」が開幕。キーボード展示会「ZFX」と合同開催で,会場規模は1.5倍超に[WePlay2025]](/games/991/G999110/20251122003/TN/007.jpg) |
![画像ギャラリー No.044のサムネイル画像 / 中国最大級のインディーゲームイベント「WePlay Expo 2025」が開幕。キーボード展示会「ZFX」と合同開催で,会場規模は1.5倍超に[WePlay2025]](/games/991/G999110/20251122003/TN/044.jpg) |
同会場の別の階では,文房具イベントが開催されており,子ども連れも見かけた
![画像ギャラリー No.005のサムネイル画像 / 中国最大級のインディーゲームイベント「WePlay Expo 2025」が開幕。キーボード展示会「ZFX」と合同開催で,会場規模は1.5倍超に[WePlay2025]](/games/991/G999110/20251122003/TN/005.jpg) |
中国のインディーゲームだけでなく,日本や韓国,ポーランドなど,さまざまな国と地域からの出展も多く,国際色豊かなイベントとして成長を続けている。
日本からの参加団体も多い。
「魔法少女ノ魔女裁判」のファンイベントや,
「STEINS;GATE RE:BOOT」のゲーム画面の初公開も行われた。
WePlayのステージイベントは,魔法少女ノ魔女裁判のファン交流会からスタートした
![画像ギャラリー No.004のサムネイル画像 / 中国最大級のインディーゲームイベント「WePlay Expo 2025」が開幕。キーボード展示会「ZFX」と合同開催で,会場規模は1.5倍超に[WePlay2025]](/games/991/G999110/20251122003/TN/004.jpg) |
主題歌を歌ういこうかなこさん(右)のライブや,シナリオ・林 直孝氏(左),プロデューサー・松原達也氏(中央)による最新情報公開で,会場は中国人ファンを中心に人が溢れ,盛り上がっていた
![画像ギャラリー No.040のサムネイル画像 / 中国最大級のインディーゲームイベント「WePlay Expo 2025」が開幕。キーボード展示会「ZFX」と合同開催で,会場規模は1.5倍超に[WePlay2025]](/games/991/G999110/20251122003/TN/040.jpg) |
![画像ギャラリー No.045のサムネイル画像 / 中国最大級のインディーゲームイベント「WePlay Expo 2025」が開幕。キーボード展示会「ZFX」と合同開催で,会場規模は1.5倍超に[WePlay2025]](/games/991/G999110/20251122003/TN/045.jpg) |
さらに,11月23日には,インディーイベントでおなじみ吉田修平氏による「新時代におけるゲームイノベーションの方向性とは?」,LEVEL 5の代表取締役CEO・
日野晃博氏による
「イナズマイレブン」「レイトン教授」を例に,新しいIPの創造方法などを語るトークショーが行われる。
そして,なぜか
小高和剛氏のスタンドパネルがちらほらと。
「終天教団」関連のイベントとして,ウォーリーを探せのような形で,小高氏のスタンドを3枚以上探し,Weiboや小紅書にハッシュタグ付きで投稿すると,抽選でアイテムがもらえる。
■小高氏は,中国での知名度も高い
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中国の動画サイト「Bilibili」は本日(2025年11月11日),ゲームクリエイター・小高和剛氏の公式グッズのクラウドファンディングを開始した。「HUNDRED LINE -最終防衛学園-」のPR活動が,思いもよらぬ実を結んだ。
[2025/11/11 14:24]
Steam(およびSteam China)特設ページも公開中で,出展タイトルの一部セールも実施中だ。
昨年のWePlay Expo 2024では,1週間でページ訪問数は1400万回以上,参加作品のウィッシュリスト追加件数が117万件以上増加したという。
また今年は,上海を拠点とするキーボードショップzFrontierによるデバイスイベント「zFrontier eXpo」も共同開催され,「WePlay & ZFX 2025」として,ゲームからデバイスまで,ゲーマーに刺さる大型イベントとなった。
4Gamerでは,現地にスタッフを派遣し,会場で見つけたさまざまな作品を紹介していく予定だ。