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渋谷で「恐怖心展」開催中。人の根底にある“恐れ”に触れ,自分と他者が映し出される展示体験
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印刷2025/07/20 09:00

イベント

渋谷で「恐怖心展」開催中。人の根底にある“恐れ”に触れ,自分と他者が映し出される展示体験

画像ギャラリー No.001のサムネイル画像 / 渋谷で「恐怖心展」開催中。人の根底にある“恐れ”に触れ,自分と他者が映し出される展示体験
 テレビ東京と闇,ローソンエンタテインメントの主催による展示イベント「恐怖心展」が,東京・渋谷のBEAMギャラリーにて2025年7月18日から8月31日まで開催される。

 開幕前の7月16日に開催されたメディア向け体験会に参加した模様をとおして同イベントを紹介しよう。

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「恐怖心展」公式サイト


画像ギャラリー No.003のサムネイル画像 / 渋谷で「恐怖心展」開催中。人の根底にある“恐れ”に触れ,自分と他者が映し出される展示体験
 小説やWebコンテンツ,ライブイベントなど,幅広いジャンルで活躍する怪談/ホラー作家の氏に,「イシナガキクエを探しています」「飯沼一家に謝罪します」などのフェイクドキュメンタリー(モキュメンタリー)制作で知られるテレビ東京のプロデューサー/演出家の大森時生氏。そして先日(7月1日)ゲーム事業への参入を発表し注目を集めたホラークリエイティブカンパニー・関連記事)という,来場者10万人を記録した「行方不明展」を手掛けた3組が再び集結。タイトルのとおり「恐怖心」をテーマとした展示が行われる。

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 ホラークリエイティブカンパニーであるは本日(2025年7月1日),ゲーム事業への参入を決定し,同社と共に新たなゲームタイトルを生み出すゲームクリエイターの公募を開始した。これにあわせて特設サイトをオープンしている。

[2025/07/01 20:21]

 今回のテーマは“恐怖心”。喜怒哀楽のいずれにも分類されない,人の根底にある「恐れ」の感覚をフォーカスしたものとなっている。
 注射,電話の呼び出し音,人形,病院,大きなものや集合体,視線,老化,高所,閉所,死――展示では,こうした“存在するモノ”や“空間”,あるいは“社会”というつながりの中で生まれる不安や恐怖と向き合っていく。
 こういった人が感じるさまざまな恐怖はいくつかのエリアに分かれて“提案”されており,それらをめぐる構成になっている。それがどのような分け方で,どのような順番で巡っていくのか? 自分で恐怖をたどっていく感覚をぜひ現地で味わってほしい。

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 ある人にとっては,展示されたものが何を意味するのか分からず通り過ぎてしまうかもしれない。だが別の人にとっては,それが心のざわつきやもやもやを引き起こすこともある。そしてそれらの「恐い」のなかには,自分でも理由が分からないまま感じる,どこかはっきりしないものもある。

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 そうしたあいまいな感覚にも触れることで自分のなかにある恐怖心の正体や,“それがなぜ芽生えるのか”を見つめ直すきっかけになりそうだ。そして同時に,自分には“ない”けど他人には“ある”という“他者性”にもあらためて目を向ける機会にも。

画像ギャラリー No.006のサムネイル画像 / 渋谷で「恐怖心展」開催中。人の根底にある“恐れ”に触れ,自分と他者が映し出される展示体験
 展示全体の構成と演出も,空間全体が計算され,モノの置き方ひとつにも意図がしっかり感じられるものとなっている。
 光の当て方や空間づくりに加え,音を聞く,モノに触れる(立つ),展示外の展示(?)の発見といった体験型の仕掛けも随所に盛り込まれており,ホラーとしての不穏さを漂わせつつ,エンタメとしての“楽しませ方”もしっかりある印象だ。このあたりは「その怪文書を読みましたか」「つねにすでに」「祓除」「行方不明展」といった,これまでの考察型/体験型コンテンツを追ってきた人なら,その演出の緻密さと感覚を刺激する見せ方に納得するはず。

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 アートディレクターを務めるのは,映画「パターソン」や「万引き家族」,そして「ミッドサマー」などアリ・アスター監督作を中心にA24作品のポスターなども手がける大島依提亜氏。写真は映画やアーティスト写真,アート作品で知られる鈴木陽介氏,スタイリングはファッション誌や映像作品など幅広く活躍するスタイリストの伊賀大介氏が担当するなど,ビジュアル面もそれぞれの分野で活躍する表現者たちの手で細部までしっかりと作り込まれている。

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 恐怖を“知る”のではなく,自分の感覚で“出会う”ような感覚もある「恐怖心展」は,東京・渋谷7月18日から8月31日まで,東京・渋谷のBEAMギャラリーで開催される。イベントの詳細やチケット情報は下記の概要からチェックしよう。

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展覧会「恐怖心展」概要

タイトル:恐怖心展
会期:2025年7月18日(金)〜8月31日(日)
会場:BEAMギャラリー 東京都渋谷区宇田川町31-2 渋谷BEAM 4F ※渋谷駅徒歩5分
開催時間:11:00〜20:00
※最終入場は閉館30分前まで
※観覧の所要時間は約90分となります
料金:2,300円(税込)
※小学生以上は有料

主催:株式会社闇,株式会社テレビ東京,株式会社ローソンエンタテインメント
会場協力:東急不動産株式会社
企画:梨,株式会社闇,大森時生(テレビ東京)
医学監修:池内龍太郎(精神科医)

公式HP https://kyoufushin.com
SNS X・Instagram・TikTok @kyoufushinten

チケットについて
6/23(月)17時よりローチケにて販売開始
料金:2,300円(税込)※小学生以上は有料
券種:期間有効券と日時指定券の2種 

●期間有効券:日時指定券の設定日以外の日程で期間内入場可能
※営業時間内の任意のお時間で入場いただけます。
●日時指定券:下記日程における時間指定チケット(90分単位)
7/19(土),7/20(日),7/21(月祝),7/26(土),7/27(日),8/2(土),8/3(日),8/9(土),8/10(日),8/11(月祝)
お盆期間 8/12(火),8/13(水),8/14(木),8/15(金),8/16(土),8/17(日),8/23(土),8/24(日),8/30(土),8/31(日)

日時指定券は,上記日程において下記の時間帯を選択いただきます。
11:00〜12:30 12:30〜14:00 14:00〜15:30
15:30〜17:00 17:00〜18:30 18:30〜20:00
※混雑時はお待ちいただく場合がございます
※会場前での待機はご遠慮いただいております
ローチケ販売ページ:https://l-tike.com/kyoufu2025/

「恐怖心展」公式サイト

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    アトラクション/参加型イベント

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