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印刷2026/09/08 23:00

プレイレポート

[プレイレポ]「GUNDAM ROGUE ORBIT」は“ガンダム 対 地球外生命体”を描く。ハイスピードかつ重量感のある近接主体のバトルを確認してきた

 バンダイナムコエンターテインメントが2027年3月5日に発売を予定している「GUNDAM ROGUE ORBIT」PC / PS5 / XBOX Series X|S 以下,ROGUE ORBIT)の試遊機会を得たので,そのプレイレポートをお届けしよう。

 本作は,Summer Game Fest 2026で発表された新作ガンダムゲームだ。ゲーム「ROGUE ORBIT」とアニメ「機動戦士ガンダムRG XARX-ZERO(アレックスゼロ)」で新たなガンダム世界を描く「RG project」に属するタイトルとなっている。

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 この世界の人類は,太陽系外から飛来した“恒星間航行可能物体”から「重力制御」「超光速通信」,イメージを実体化する「マテリアライズ」という高度技術を手に入れて繁栄した。しかし,この“恒星間航行可能物体”が突如として暴走・増殖する事件が発生し,人類は地球の放棄を余儀なくされる。
 その後人類は“恒星間航行可能物体”から分離増殖した謎のシリコン生命体「アポカリプス」との戦いに明け暮れることになる。時系列としては「機動戦士ガンダムRG XARX-ZERO」が暴走から45年後を,「ROGUE ORBIT」は135年後を描いたタイトルとなっている。 今回の試遊では主人公機「ガンダムヘリックス」の操作感をチェックできた。

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ガンダムヘリックスを駆り,高速の近接戦闘で敵を討つ


 ガンダムのロボットアクションといえば,遠距離戦を主体にしつつ,状況に応じて近距離戦を混ぜて戦っていくイメージがある。しかし,本作は近接攻撃をメインとするゲーム性になっている。
 メインウェポンである近接武器は火力が大きく,装備する武器種によってはアクションが大きく変化するし,一部の武器には専用のゲージも用意されている。

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 今回プレイできた武器種は「アサルトソード」「ウィップソード」「ソードランス」の3種類だ。アサルトソードは実体のある大剣で,強攻撃のチャージ攻撃による部位破壊がウリである。重力制御を使っているのか,空中に留まって力を溜め,一気に急降下する様は迫力満点だ。特殊攻撃では敵の身体に「アンカー」を打ち込んで体当たりでき,使いこなすと高い機動性を楽しめそうだ。

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 ウィップソードは近接特化の剣型「ソードモード」と,刀身を鞭状にして範囲攻撃する「ウィップモード」を切り替えて戦う。ウィップモードは攻撃するだけでブーストゲージが消費されていく。少々クセはあるものの,攻撃範囲は広く,群がる敵の殲滅にもってこいだ。

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 ソードランスは“ソードランスは突進距離が長くなるほど威力がアップする”特殊な攻撃を持っており,中距離でのヒットアンドアウェイを得意とする。攻撃範囲はウィップソードに譲るが,全体的にリーチが長いうえに威力も高いため,ボス戦で力を発揮するという印象だった。
 強攻撃を当てると専用ゲージが蓄積されていき,武器固有スキルで設置する時間差発射型ビーム「ビームファランクス」の個数が増加するため,こちらの管理も重要になっている。

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 モビルスーツは巨大ロボなので,ゲームやガンダムに詳しい読者であれば「近接メインとなれば重量感重視で動きが重そう」と思われるかもしれない。しかしプレイしてみると,想像以上に動きはスピーディだった。それでいて,攻撃のヒットストップがかなり効いており,しっかりとアクションに重量感がある。例えるなら“巨大なマシンをブースターやら何やらで無理やりブン回す”ような迫力ある動きといったところだ。

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 こうした挙動を実現しているのが,攻撃の特殊技「タクティカルスキル」と,回避の特殊技「タクティカルムーブ」である。これらの特殊技はあらゆる動きをキャンセルできる。
 例えば,強攻撃中にタクティカルスキルを入力すると即座に特殊技が発動し,これをタクティカルムーブでキャンセルすると無敵時間付きの長距離ステップを行える。このスピーディーな動きに,攻撃を当てた際の重いヒット感がアクセントとなっており,独特のスピード感が生み出されている。
 いきなり近接アクションゲームの最終強化状態を扱っている感じで,何もせずとも「TRANS-AM」()っぽいというか,「殺人的な加速だ!」と叫びたくなる気持ちというか,とにかくスピーディーだが重量感が損なわれていない。

※「機動戦士ガンダム00」に登場する時限強化状態

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 もちろん特殊技は無限に使えるわけではなく,時間経過とともに蓄積されるゲージが必要になる。とはいえ,ゲージはすぐ溜まるし,通常のブースト移動も素早いので,バトルは常時ハイスピードなものとなる。
 ボスは巨体を使っていろいろな攻撃を繰り出してくるが,敵の攻撃をギリギリまで引き付けてタクティカルムーブを使えば「シフト」回避が発動し,敵の背後に急速に回り込む。この機動性があるのだから恐れるものは何もない。うまく立ち回れば初見プレイでも圧倒できるはずだ。

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 スピードだけでなく,さまざまなスキルを使いこなす面白さがあるのも本作のポイントだ。タクティカルスキルでは,ソードランスが急降下突きを仕掛けるなど,武器種の特徴を生かした大技が発動する。
 そして2種の特殊兵装「アポカリプスユニット」は独立したリソースを持ち,タクティカルムーブと一味違った技が揃う。敵が武器の届かない高高度に飛んだら,包囲攻撃するビーム砲「シルフィード」に追尾させ,飛び道具を放ってくるようなら,設置式の盾「ガーディアン」で身を守りつつ回復するなど,工夫のしがいがある。
 ハイスピードなバトルにタクティカルムーブやアポカリプスユニットの使いこなし,そしてリソース管理が加わるため,なかなかに密度が高いアクションゲームという印象だ。

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 敵にダメージを与えるとゲージが蓄積され,最大になると時限強化モードである「OVER-RISE」を発動できる。OVER-RISE中は攻撃速度が上がるうえ,敵の攻撃を受けても自動でシフト回避するという,とんでもない性能を持つ。
 体験プレイ前のブリーフィングでは「死ななくなるモード」と説明されたが,この表現に偽りはない。ブーストが使い放題にもなるようで,やりたい放題に大暴れできる。本作では攻撃を当てると与えたダメージが数字で表示されるのだが,OVER-RISEが効いている間にどれだけのダメージを稼げるかもチャレンジしたくなる。

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 そして,OVER-RISEモード中には最大の大技「アポカリプスユニットバースト」を発動できる。空中にシルフィードを設置して強力なビームを照射し続けたり,敵の動きを止めるフィールドを展開したりと,こちらも実に強力かつ爽快だ。しかも,ゲージが溜まるペースが速いため,1回の戦闘中に3度も4度もOVER-RISEやアポカリプスユニットバーストを発動できる。
 以上のように本作は“ガンダムの活躍を楽しむゲーム”というコンセプトが明確に表れている。「アポカリプス」というこれまでのガンダムではあまり見られなかった敵との対決も相まって印象的な体験だった。

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