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本作は,Mike Boxleiter氏,Kevan DuPont氏,Jake Yetter氏,Joel Corelitz氏,Karlee Esmailli氏らクリエイターたちが手がける協力型のファーストパーソンシューティングゲームだ。デジタルショーケース「Day of the Devs: Summer Game Fest Edition 2026」で発表され,Steamではアーリーアクセスが近日スタート予定となっている。
インディーゲームや小規模開発タイトルを紹介するDay of the Devsは,GDCやSGFなどさまざまなゲームイベントで選出タイトルの展示を行っている。その特徴は,ゲームの開発者や関係者と話しながら作品に触れられることで,「Lazy River」でもクリエイターの1人であるMike Boxleiter氏と一緒に協力プレイでデモを体験できた。
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舞台は,銀河系で最も規制されていないウォーターパーク「Water Station One」。園内にはパーク全体をぐるぐる回るように広大な流れるプールがあり,多くの人たちが楽しい休暇を過ごしていた。
そんなWater Station Oneに遊びにきたプレイヤーたちだが,どこかの誰かがプールにおしっこをしたことで“宇宙水”が汚染され,来園者たちがゾンビ化。プレイヤーたちは,イカダを作って流れるプールを下り,ウォーターパークの反対側への脱出を目指すことになる。
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デモでは,まずロビーのようなエリアで操作を確認した。ここではゾンビが出てこないため,水鉄砲やプールヌードル(浮き棒)を試したり,インナーチューブを使ったイカダ作りを練習したりできる。ゲーム開始ボタンを押すとその場で拾ったものはリセットされ,本番の川下りが始まる。
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試遊でまず印象的だったのは,イカダが単なる移動手段ではなく,自分たちの拠点でもあることだ。
プレイヤーはウォーターボールや浮き輪などからインナーチューブを集めてイカダを作り,さらに木などの素材を集めて壁や床,帆,エンジンなどで強化しながら流れるプールを進んでいく。
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イカダ作りは,本作の中心になる要素だ。インナーチューブを拾い,クラフトメニューからパーツを選んで配置し,少しずつ足場を大きくしていく。最終的にはエンジンや装甲,タレットなども追加できるとのこと。最初は小さなイカダでも,素材を集めて手を加えていくことで,水上の“流れる拠点”として育っていく。
水の中や陸地で素材を集めては戻り,集めては戻りを繰り返してクラフトや強化をするのだが,イカダはプールの流れに乗って進み続けるので,のんびりはしていられない。ポップなビジュアルでワイワイ楽しめるゲームだが,そのあたりに程よい緊張感がある。
そして敵の存在だ。ゾンビは水に弱く,水鉄砲や水風船での攻撃のほかプールヌードルで叩いてプールに落とすのも有効だ。遠くの敵は水鉄砲で倒し,イカダに乗ってきた敵はプールヌードルで水の中に叩き落とすというふうに,イカダを守りつつ素材集めに出るというのが基本のプレイとなりそうだ。
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水鉄砲の水が切れたときは,川に飛び込むと補充できるのも本作らしい仕組みといえる。なお,試遊で使えたのはシンプルな水鉄砲だったが,アップグレードによってスナイパーライフル風のものや連射型の武器にもなるという。ほかにも木で作る弓矢など,武器はいろいろな種類がありそうだ。
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素材や装備は,イカダ上のクーラーボックスに入れておける。そこに入れたものはクラフト時にそのまま使えるため,拾ったものをいちいち取り出さなくてもいい。
さらに,グリルに食材を置いてバーガーを作ることもでき,完成した食べ物は回復用のアイテムとして使える。ウォーターパークのスナックがそのままサバイバルの食糧になるのが面白い。
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川を進んでいくと,警備のロボットやゲートも登場する。人間を逃すまいと執拗に追い立ててきて,流れの先をゲートで封鎖してくる。誰かがロボットの攻撃でイカダを壊されないよう守っているあいだに,ほかの誰かが陸に上がってゲート解除のボタンを押すといったような連携も重要だ。
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といっても,ガチガチにというほどの空気ではない。「こっちから来ている!」「それ拾えそう」「そっちから叩けば敵を水に落とせるよ」といったやり取りのなかで,なんとなくその時々の役割ができるようなイメージだ。
流れるプールを下る構造も,本作のテンポを作っている。状況は少しずつ変わり続け,プレイヤーは常に何かを見て,拾って,撃って,直して,選ぶことになる。いろいろな出来事がプールの流れによって自然に発生していくのが面白い。
そんな最中に敵がいなくて“何も起きない瞬間”がくると,急にプールで遊んでいる感,ぷかぷかまったり流れている感が出るのも不思議な感覚だ。
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といっても本当に発表されたばかりのゲームのイントロダクションであり,実際はどんな体験が待っているかは分からない。Steamページのアーリーアクセスの説明によると,現在のビルドには1つのバイオームがあり,製品版に向けて4つのバイオームや秘密エリア,ボス戦,武器の追加,ボートの改良,さまざまな遭遇などを増やしていく計画だという。また1回のプレイは2〜3時間ほどになることを目指しているとのこと。
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日本語には現時点で対応していないが,基本的な遊びはかなり直感的で言語対応の有無はそこまで影響しないだろう。むしろ言語に関係なくみんなでワイワイできそうなゲームだ。
ウォーターパークという陽気な舞台とサバイバルの忙しさがうまく噛み合った本作。友だちや家族,仲間と遊ぶゲームを探している人はチェックしておくといいかもしれない。
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