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Tom Clancy's Splinter Cell: Double Agent 日本語マニュアル付英語版

Tom Clancy's Splinter Cell: Double Agent 日本語マニュアル付英語版
公式サイト
発売元・開発元
発売日 2007/06/08
価格 3990円(税込)
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このゲームの読者の評価
45
グラフ
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  • Pages: 1
  • 題材は面白そうなのに、ゲーム中の分岐・変化といった要素が特にない 45
    • 投稿者:ひものて(男性/30代)
    • 投稿日:2021/11/19
    良い点
    ・設定できる最高解像度も低いので粗が目立つが、グラフィックはまあまあ良いほう。

    ・不必要に敵にかかわらず攻略すると高スコアとなる、やりこみ要素がある。

    ・NPCがリアルタイムで行動する中、効率よくミッションをこなす手順を自分で組み立てて敵視点で見ると不正に当たる行為をし、時間切れまでに適切な場所に戻ってあたかも従っているかのように敵の目を欺くという、リアル感の強いゲームパートがある。

    ・今の位置で敵から視認されるかされないかの区別がはっきりしている。

    ・ミッション内容は過去作同様に詰め込みすぎておらず、プレイしやすい。

    ・ダメージは自然回復なのでリアリティーは少ないが、プレイはしやすいし、まともに敵とやりあうと非常に不利なので、見つからないことへの一定の緊張感はある。
    悪い点
    ・バグが多い。
     L最終エリアをクリアしても、エンディングが始まらない最低なものもある。
     L攻撃を受けた際などに残像が発生し、非常に画面が見づらくなる。

    ・ゲームパッドで操作できるオプションがゲーム内にはない。

    ・ゲームパッド非対応にもかかわらず、プレイ方法や敵との位置関係、制限時間(敵の巡回間隔含む)などの要素によっては、素早くミスのない、無理といっても過言ではない操作を要求される場面に陥る場合がある。

    ・制限時間が発生するミッションは初見では厳しい場合がある。

    ・今作でも壁際に寄ると、カメラ視点もプレイヤーに寄って視野が狭くなる。

    ・サーマルビジョンが非常に見づらい。

    ・敵の視線がわかりづらく、意図せず見つかることがある。

    ・過去作に比べると、ガジェットを活かして(余計なことをして)敵をわざと混乱させる面白さや余裕がない。

    ・明るい時間帯のミッションというのは、それ自体はゲーム性の変化に繋がるのでよいと思う。ただ過去作に比べると、敵からは自分が見えないことによる面白さを活かしたミッションが少ない。

    ・銃を撃つ場合、一撃で倒すことが求められるにもかかわらず、狙いがつけづらい。

    ・敵に立ちダッシュで後ろから近づいても認識されないため、リアリティーがない。

    ・サイレンサー付きピストルに比べて活躍の場がなく、単なるガジェット発射装置と化しているライフル。
    総評
    強制終了していきなりデスクトップ画面に戻る、ミッション途中のセーブが正しく行われておらずロードできない、カメラがプレイヤーの上部に移動して固定され、周りが見えなくなるといったバグがある。

    カメラ問題とセーブデータ問題はいったんタイトルに戻ってコンティニューから開始すれば改善されることがあるものの、ゲームのロードも地味に長いのでかなりストレスになる。

    しかも、ラストのミッションをクリアしてもエンディングが始まらないという最低なバグもあるので、かなり酷い。(セーブデータを確保後、いったんアンインストールしてから再インストールで直る場合もある)

    −−−

    ゲーム内容に関しては、仲間からの指示に従いながら、敵にも同調してストーリーを進めていくという題材自体は、過去作と比べてもかなりワクワクするし、面白そうと感じる。

    しかし実際にプレイしてみると、信頼を裏切ることができる回数(敵対勢力のキャラを倒す・非敵対勢力のキャラを倒す)または、不正行為が見つかって信頼が一気にゼロになってゲームオーバーという表現のためだけに用意されているようなものであり、信頼が悪化してもゲーム途中には変化があるわけでもなく、システムを活かしきれていないと感じた。

    仲間からの信頼が減るとプレイヤー自体が不利になり、敵からの信頼が減るとエリア難易度が上がる、双方のバランスによってミッション内容や手順が変わるなどの変化があれば、もっと面白かったのではと感じた。


    また、扉を開けるにもロッカーなどに隠れるにも簡易メニューから選択する必要があり、確定してからも実行までに一定の時間がかかるので、操作面で過去作と比べてもかなり忙しく、つらい。

    特に、敵のアジトでのミッションでは、制限時間があるのに敵の巡回中に邪魔な場所で棒立ちされることもあり(通常ミッションとは異なり、殴ったり、捕まえて気絶させるといった敵対アクションが一切できない)、どこかへ行くまで無駄に制限時間が経過していくのもむなしいと感じたし、やっとどこかへ行っても、戻ってくるのが結構早かったりもするので、時間の面でかなり厳しい。

    安全だと思って通過しようとしたら突然振り向かれて、「フィッシャー!(見つかる)」、「サム?(見つかる)」、結構イライラする。
    なかなか良いタイミングがつかめずに何度も失敗するため、ギャグ動画でも作れそうな感じ。
    立ち入り禁止エリアで棒立ちしているのを見つかる程度であれば、即ゲームオーバーではなく、ちょっと印象が悪くなる程度で済むのがせめてもの救い。(あと、クイックセーブもイラつき防止にかなり貢献している。ただし、バグが起こると最新のもの以外ロードできなくなる。)


    ただ、システムの題材自体は面白いと思うので、ミッションやストーリーをボリュームアップする要素を追加して操作面でも遊びやすくリメイクしたり、似たような要素を含んだ完全新作が出ればいいと感じる。
    プレイ時間
    5〜10時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    4 3 1 3 3
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