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  • 発売日:2024/11/08
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ゲーマーにオススメしたい「トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦」と,映画を観た人にオススメしたい“ゲームでできる九龍探索”
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印刷2025/02/22 17:00

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ゲーマーにオススメしたい「トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦」と,映画を観た人にオススメしたい“ゲームでできる九龍探索”

 「トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦」,観た?

(C)2024 Media Asia Film Production Limited Entertaining Power Co. Limited One Cool Film Production Limited Lian Ray Pictures Co., Ltd All Rights Reserved.
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 「トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦」は,2024年に公開された香港のアクション映画だ。香港映画史上歴代NO.1大ヒットを記録し,日本国内でも2025年1月17日の公開から大きな評判を呼ぶ人気作品に。国内の興行収入が1億円を突破して上映劇場数も増加,さらに2月23日には来日舞台挨拶が急きょ決定! と,大旋風を巻き起こしている。

 「なんてことは知ってらい!」という人も多いだろうなというくらい話題の「トワイライト・ウォリアーズ」だが,筆者も初めて観てからもう3週間以上過ぎていながら興奮冷めやらぬ状況が続いているくらいの衝撃を受けた(2月中にすぐまた観たい! と思いながらもう月末……)。


 自分が感じた初見の驚きを多くの人にも味わってほしいので,映画の内容について詳しくは触れないが,ひとつ「これは!」と話題にしたいことがある。それが,題名にもある九龍城砦映画の舞台でありもう一人(?)の主役である九龍という街についてだ。

画像は「野狗子: Slitterhead」
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 重厚で怪しげな雰囲気を持つ東洋の魔窟こと九龍城砦とその一帯は,映画などの有名作品の舞台やサイバーパンク系のモチーフなど,さまざまな作品に影響を与えたものとして有名だ。“クーロン”なんて呼び方もおなじみな日本でも,1990年〜2000年初頭を中心にアートやエンタメ,いろいろなジャンルで取り上げられていた。

 そんな九龍の影響を受けたもののなかにゲームがある。「クーロンズゲート」などのそれらは九龍ものの定番のひとつとなり,またいまも九龍が舞台のゲームやそれをモチーフとした作品がいくつもあるのだ。

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 本企画では“ゲームでできる九龍探索”テーマに,「トワイライト・ウォリアーズ」でさらなる注目を集める九龍をモチーフとしたいくつかのゲームを紹介しよう。
 さらに,まだ観ていないというゲーマーに向けて,「あのゲームを好きな人にオススメしたい!」という話もお届けしたい。「あのゲームが好きだったら,本当に観てほしいんだ……。りゅ,龍がつくあの……」ということでどうぞ。

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クロックワークス公式サイト「トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦」情報ページ

「トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦」上映館情報ページ



いま遊べる九龍なゲーム!


 最近の九龍! なゲームといえば,やっぱり2024年11月8日に発売された「野狗子: Slitterhead」PC / PS5 / PS4 / Xbox Series X|S)。「サイレントヒル」「SIREN」などで知られる外山圭一郎氏らが立ち上げたゲーム制作スタジオ・Bokeh Game Studioのデビュー作となるアクションゲームだ。

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 九龍をイメージして作られた街を舞台に,肉体を持たない霊魂のような存在・憑鬼を主人公にした,なかなかに異色な設定の怪奇ホラー作品である本作。プレイヤーはこの憑鬼となり,人から人へと身体を乗り移りながら,人間に擬態し人の脳を喰らう化け物・野狗子と戦うことになる。
 グロテスクな表現や過激な描写が多いので人は選ぶゲームだけど,街の作りやそこに暮らす人たちの描かれ方は「うーん,九龍っ!」な雰囲気だ。

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 詳しい話はこちらのインタビューを読んでいただくとして,雑多にモノが積まれた狭く入り組んだ通りをステージとしたアクションの作り方,“消えゆくモノ”や生きている街・九龍城砦への思いや考えは「トワイライト・ウォリアーズ」に近いものを感じるはず。主人公の憑鬼が自分は何者で何のためにこの街にきたか記憶を失っているという“ストレンジャー感”も,「なんか,九龍に流れてきた人って感じ!」というのがあるかも。
 チュートリアルパートが遊べる体験版が配信されているので,気になったという人はまずはそこからお試しを。

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「野狗子: Slitterhead」公式サイト

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 Bokeh Game Studioのデビュー作「野狗子: Slitterhead」奇妙な視点で描く街の物語,そして音と人はどう作られたのか。久しぶりのホラー作品を手がけた外山圭一郎氏,音楽/サウンドの山岡 晃氏,キャラクターデザインの吉川達哉氏に,謎多き「野狗子」のこれまでの歩みやゲーム制作の考えなどを聞いた。

[2024/11/07 08:00]
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 Bokeh Game Studioが開発中の「野狗子: Slitterhead」とは,果たしてどんなゲームなのか。同作クリエイターの外山圭一郎氏と,音楽を担当する作曲家の山岡 晃氏に話を聞いた。インパクトのあるタイトル名とトレイラーで話題となった同スタジオのデビュー作は,どういった経緯で誕生し,どんな思いで制作されているのかをお伝えしよう。

[2022/02/24 00:00]
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 混沌の街を舞台に,人に憑依する謎の精神体と人に擬態する怪物が暗闘を繰り広げる「野狗子:Slitterhead」「サイレントヒル」や「SIREN」の外山圭一郎氏による新たなホラーゲームということもあり,注目している人もたくさんいるだろう。そしてこういう人も多いはず。どういうゲームかまだ掴めていないと……。

[2024/11/04 20:01]

 続いて紹介するのが「Welcome to Kowloon」。2023年8月2日にPC(Steam)向けにリリースされた,一人称視点のホラーゲームだ。

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 「またホラー! ホラーは恐いっ」となるかもしれないけど,こちらは怪物が出てきて「ギャ!」というものではなくサイコロジカルものというか,いわゆるウォーキングシムという街を歩き回って探索するというゲーム。主人公も,安く住める場所を求めて九龍城砦にやってきた若い学生という,これまた九龍の定番といえる流れもののストレンジャーだ。

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 美しいグラフィックスで細部まで緻密に描かれた九龍の街の雰囲気はバッチリで,一人称視点で街を巡る没入感も相当なもの。暗くて恐いけど! 価格は800円で,1プレイ1時間弱で遊べる気軽さもよい。

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 次は2020年1月6日にリリースされた「ParanormalHK」。香港の都市伝説をテーマにした,1人称視点のホラーアドベンチャーだ。またまたホラー! ホラーは恐いよう……でも九龍の雰囲気,ホラーがすごく合う。

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 九龍城砦で脱出ゲーム番組の収録にきたテレビクルーが怪奇現象に巻き込まれるというお話で,プレイヤーはクルーの一員のカメラマンの視点でこの怪奇現象を体験することになる。キャァッ。

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 徘徊する化け物に見つからないようロッカーに隠れつつ,パズルのような謎解きをしながら九龍のあちこちを回るこのゲーム。開発は“地元”香港のインディーゲームスタジオ・Ghostpie Studioで,ローカルな文化や風習が反映されたそれらの謎や街の表現は雰囲気十分だ。

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 ホラー続きなところで,ここでほっと一息? な一作ミスターパンプキン2 九龍城砦」(Mr. Pumpkin 2: Kowloon Walled City)を。その名のとおりカボチャ(の頭)の男が主人公のアドベンチャーゲームで,絵本のようなビジュアルで描かれた九龍城壁を舞台としたパズルや謎解きが楽しめる。

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 コミカルにデフォルメされた九龍の街だけど,雑多な雰囲気やそこで暮らす人たちの描き方はしっかり九龍。町のスポットやケーブルカー,壁の落書きに張り紙といった細かい部分の描写はけっこうリアルだ。プロットには香港映画の黄金時代へのオマージュが入っており,このあたりは「ゲームはやりたいけど難しい操作が苦手……」みたいな映画好きも楽しめそう。

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Myニンテンドーストア「Mr. Pumpkin 2 Walls of Kowloon (ミスターパンプキン2 九龍城砦)」のページ



 ほかにも,たとえば九龍がその世界観やビジュアル面で影響を与えたサイバーパンク系のゲームなどをプレイしたら,「あっ,この街の雰囲気って!」という発見があるはず。“九龍なゲーム”に興味を持ったら,いろいろ探してみても面白いだろう。

こちらはネコが主人公のアドベンチャーゲーム「Stray」。狭い土地でぎっしりと建物が立っているロボットたちの暮らす街が九龍感があり,そこをネコとなって屋根や配管の上を歩き,階段を昇り,エアコンとエアコンをぴょんぴょんと飛び移っていく感覚がとてもいい
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[2022/07/30 12:00]


九龍クラシックな2つのゲーム!


 「ゲームの九龍と言えば!」であり,九龍をテーマとした作品の代表と言えるのが,カルトな人気を博した「クーロンズゲート」。PCや現行のゲーム機ではプレイできない(2025年2月現在)けれど,同作の企画/脚本/監督の木村央志氏による正統続編「クーロンズリゾーム」でその世界を覗くことができる。


 現実世界と表裏一体の「陰界」から九龍城が出現した1997年の香港を舞台に,世界のバランスを保つため九龍城に足を踏み入れた「超級風水師」の主人公の物語を描いたクーロンズゲート。「クーロンズリゾーム」は,その伏線回収と設定強化を制作テーマに据えて作られたムービーノベルで,創作物の総合マーケット「BOOTH」にて販売中だ。

 また2017年には,クーロンズゲートの前日譚となるVRコンテンツクーロンズゲートVR Suzakuも配信されている。「そもそもクーロンズゲートとは?」という話はこちらの25周年記念イベントのレポートを読んでいただき,興味が沸いたら「クーロンズリゾーム」や「Suzaku」をチェックしてみよう。


BOOTHのクーロンズリゾーム/関連商品販売ページ「クーロン商場」

PS Store「クーロンズゲートVR Suzaku」ページ

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 「クーロンズ・ゲート」25周年を記念したイベント「超級路人祭」が,10月29日に開催された。企画・脚本・監督の木村央志氏や,音楽監督の蓜島邦明氏,ヒロイン・小黒役の野中希さんら出演し,制作秘話や朗読劇,次回作「クーロンズリゾーム」の情報発表などが行われたイベントの模様をレポートしよう。

[2022/11/07 13:00]

 もうひとつの九龍クラシックなゲームは,2001年にドリームキャストで発売された「シェンムーII」。3Dオープンワールドの先駆けとも言われる「シェンムー」の続編だ。

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 1作目の横須賀から香港へと物語のメインの舞台を移し,そのひとつとして九龍が登場する。「トワイライト・ウォリアーズ」を観たゲーマーのなかに,その物語やアクション,そこに暮らす人たちの描写などからこのゲームを思い浮かべた人は少なくないはず。こちらは1作目とセットになったPS4版シェンムー I&IIで今でも遊べるので,気になった人はぜひチェックを。

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PS Store「シェンムー I&II」ページ



このゲームが……「龍が如く」が好きならぜひ観てほしいんだ。トワイライト・ウォリアーズをっ


 ストーリー性やアクションそのどれもが良質なエンタメで,難しいこと抜きにとにかく楽しめる「トワイライト・ウォリアーズ」だが,個人的にゲーマーへのオススメとしてとくにあのゲーム……「龍が如く」を好きな人に「きっと好きだよ! 気にいるよ!」という話をしたい。
 以下はさらっとまとめてはいるけど,先入観を与えるような話にはなってしまうので,まっさらで映画を観たい人は観たあとに読むか薄目で眺めるかしていただけるとありがたいです。

画像は「龍が如く7 光と闇の行方」
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 筆者は初めて「トワイライト・ウォリアーズ」を観たとき,いろいろな感情とともに「これ『龍が如く』が,それもとくに『龍が如く7』が好きな人に刺さりまくりじゃない?」という気持ちが湧いてきた。
 主人公・陳洛軍(チャン・ロッグワン)と信一(ソンヤッ),四仔(セイジャイ),十二少(サップイー)の4人パーティ・城塞四少が,皆それぞれ異なる武器や武術を駆使し,大勢で襲い掛かる敵や“あの”技で自身にバフをかける強敵・王九(ウォンガウ)と戦う……もうそれってさあ!

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なんか……こんな感じというか(画像は「龍が如く7 光と闇の行方」)
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 と,もともと裏社会(黒社会)なノワールもの+アクション的なところなどいろいろと共通点がある2つだけど,さらにそのあたりで4人パーティのコマンドRPGとなった「龍が如く7 光と闇の行方」のバトルのワクワクとなにか近いものを感じたのだ。つまり逆に,映画を観た人には「龍が如く7」をやってほしいという気持ちもあるというわけである。

 そして最後にもうひとつ,これはストーリーの根幹にかかわる部分なので,ホントに映画を観てから(ゲームをプレイしてから)読んでほしい,映画もゲームも経験済みの人なら分かってくれるのではないかというものを……。

画像は「龍が如く7 光と闇の行方」
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 「トワイライト・ウォリアーズ」の主人公・陳洛軍と,「龍が如く7」「龍が如く8」の主人公・春日一番,2人のバックグラウンドと物語にも近いものがあってなんだかすごく沁みる。好きだ……。もう一度観よう,トワイライト・ウォリアーズ。プレイしよう,龍が如く7。

画像は「龍が如く7 光と闇の行方」
画像集 No.034のサムネイル画像 / ゲーマーにオススメしたい「トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦」と,映画を観た人にオススメしたい“ゲームでできる九龍探索”

 サブカルこじらせな少年時代,九龍のその怪しげな雰囲気に魅入られ,ウォン・カーウァイの映画や九龍城砦の写真集を見ては妄想にふけり,クーロンズゲートやシェンムーIIでゲームの世界を旅していたものとしては,いまここで九龍が注目されていることがとてもうれしい。映画で,そしてゲームで,ぜひこの異界・九龍へ足を踏み入れてほしい。

 ……うっ,うぐぐ。楽しみを奪うようなことしたくないから堪えていたが……王九のあの,あの2文字が言いたい……うぐぐぐっ,ガクッ。

画像は「野狗子: Slitterhead」
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