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[プレイレポ]「リトルナイトメアVR Altered Echoes」は,悪夢があらゆる場所から襲い来る。VRならではの没入感で,美しくも恐ろしい世界を冒険できる
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印刷2026/04/24 10:00

プレイレポート

[プレイレポ]「リトルナイトメアVR Altered Echoes」は,悪夢があらゆる場所から襲い来る。VRならではの没入感で,美しくも恐ろしい世界を冒険できる

 バンダイナムコエンターテインメントは本日(2026年4月24日),「リトルナイトメアVR Altered Echoes」PC / PlayStation VR2 / Meta Quest)を発売した。

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 本作は,サスペンスアドベンチャーゲーム「リトルナイトメア」シリーズ初のVR作品だ。
 「リトルナイトメア2」から続く謎めいた世界設定,おぞましくも美しいビジュアル,そして巨大な異形に追われる恐ろしさ――シリーズの魅力的な要素が絶妙なバランスで配合された唯一無二の体験を,VRならではの没入感で味わえるのが,本作の見どころとなっている。

 今回,発売に先駆けて本作をプレイする機会を得たので,本稿ではそのインプレッションをお届けする。なお試遊では,PlayStation VR2を使用している。

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直感的な操作で,目の前に迫る不思議な悪夢を味わい尽くす


 物語は「リトルナイトメア2」の途中におけるワンシーン,シックスが「ノッポ男」(Thin Man)に連れ去られたところから始まる。

 本作で,プレイヤーが操作するのは,ノッポ男に連れ去られた際にシックスから剥がれた「ダークシックス」だ。彼女は,失われた自分の半身を求めて,出口のない悪夢の世界「ノーウェア」(Nowhere)の探索を始めることになる。

 PlayStation VR2の場合,左スティックで前進,右スティックで視点変更を行う。そして,何かを握る,手に取るなどの動作をする場合は,[L2][R2]ボタンを使う。コントローラの形状から,手で何かを掴むような操作は直感的でわかりやすい。

 ヘッドセットを装着し,ゲームの世界に飛び込んでまず気づいたのは,予想以上に視点が低いということだ。

視点の低さが心理的な重みや不安と紐づいて,現場の空気を生々しく伝えてくる
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 ダークシックスから見ると,この世界にあるオブジェクトや生物は,非常に大きく,子供である彼女の目線は大人よりもずっと低い。

 過去作を通じて彼女の体格は知っていたつもりだったが,改めてその視点になると想像以上で驚かされる。
 そのサイズ差は,プレイを進めるうちに視覚的な圧迫感となって,じわじわとこちらの不安を誘う。だが,この不安こそが,この美しい世界に実際に入り込み,動き回っているという実感を何よりも強く感じさせてくれるのだ。

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 視界にダークシックスの被っているフードが映り込んでいることも印象的だった。これは彼女の視点をリアルに表現するだけでなく,VR酔いを軽減するビネット効果も兼ねているのだろう。

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 ステージ内に浮遊するおもちゃを手に取って持ち歩くといった,本筋とは直接関係のない動作や寄り道は楽しく,緊迫感のあるプレイにおける癒しとなる。
 しかし,そういったVRならではのお遊び要素は,後々の攻略のヒントになることもあるので,好奇心のままに探索を楽しむことが,結果としてスムーズな攻略にもつながる。

ここに浮いているオブジェクトは手に取って持ち歩けた。階段から落ちる危険があるので,手の届く範囲に限定される
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 本作は,基本的に「リトルナイトメア2」を踏襲した世界をダークシックスの視点から追っていくのだが,ファンに馴染み深いステージだけでなく,オリジナルのステージも登場する。

 今回の試遊で体験できたステージは「放送局」と「駅」の一部だ。
 シリーズおなじみの放送局は,無機質なスタジオの質感とブラウン管から漏れる光が印象的だ。

 高い天井やどこまでも続く階段が描くダイナミックな空間,ループする地形などには,静寂とともに「夢で感じる」ような怖さや不安がじわじわと漂う。
 ダークシックスはここで,「リトルナイトメア2」に登場した前述のノッポ男(Thin Man)と出会い,彼から逃れつつ出口を探すことになる。VRで見るノッポ男はひときわ大きく不気味で,恐ろしさも格別だ。

 放送局は最初のステージということもあり,基本操作を学ぶチュートリアルも兼ねており,物語に没入しながらも,自然とアクションを身につけられるよう配慮された設計になっていた。

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 もう1つの「駅」は,巨大な駅舎や車両内を舞台にしたオリジナルのステージだ。自分を圧倒するサイズの乗客たちや,わずかな“音”を敏感に察知して執拗に追ってくる「車掌」が登場する。

 隠れるために身をかがめたり,謎解きのために大きく体を動かしたりと,身体を使う場面が多く,思った以上の運動量だった。
 クラシカルな美しさと退廃が混ざり合う独特の空気感に加え,走行する列車のスピード感も味わえる,静と動の緩急に富んだステージだ。

 特に,車両のスケール感によって主人公の無力感が際立ち,ステルスアクションのスリルをより味わうことができた。

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 さて,VRタイトルを遊ぶ際に多くの人が気になるのは「酔いやすさ」だろう。筆者も乗り物酔いをしやすい体質だが,今回試遊した範囲では,本作はVRゲームのなかでも酔いにくい部類だと感じた。

 先述したとおり,主人公のフードが適度に視界を限定していることや,地に足がついているシチュエーションが多い安定感,移動時のカメラ揺れの少なさなど,酔いを抑える工夫が随所に凝らされていた。
 もちろんこれには個人差があるし,酔いやすいゲームの傾向も人によるので,こまめに休憩と水分を取りつつ,快適なプレイを体験してほしい。

 今回の試遊は,雰囲気や操作感を確かめる程度に留まったが,散りばめられた「リトルナイトメア」らしいモチーフと演出には,ファンを唸らせる確かな手応えがあった。

過去作プレイヤーにはおなじみの三角形のレンチなど,こういう小道具ひとつにも,「らしさ」が感じ取れる
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 シリーズの世界設定を継承しつつ,「世界に入る」というVRならではの醍醐味が加わった本作は,プレイヤーにこれまでとは違う景色を見せ,「自分がそこに立っている」という肌に迫るリアリティを感じさせてくれる。本日発売された製品版では,どのような悪夢を見せてくれるのか,期待が高まる。

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    リトルナイトメア VR Altered Echoes

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