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「サイバーパンク: エッジランナーズ2」は,CD PROJEKT REDが2020年12月に発売したオープンワールドRPG「サイバーパンク2077」の世界を舞台とするアニメシリーズの第2弾だ。
デイビッド・マルティネスという一人の若者の物語を追った前作「サイバーパンク:エッジランナーズ」から物語の描き方を変え,ウィーク,D,ロマン,タリアの4人の主人公による群像劇が描かれる。
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| ウィーク |
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| D |
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| ロマン |
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| タリア |
第1話で描かれるのは,伝説的なサイバーパンクだったキングが,サイバーサイコシス化しながらもなぜ生き残り,「ウィーク」と呼ばれるようになったのか。そして,ナイトシティでは前時代的な存在となった映画にこだわる少年・ロマンが,メイルストロームの少女・タリアや,非凡なネットランナー・Dとどのように出会ったのかが,疾走感のある展開で描かれていく。
その過程では,路上で人が殺され,企業が襲撃され,女性や子どもが誘拐されるといった,ナイトシティならではの物騒な日常も当然のように描かれる。
筆者個人が気になったのは,オープニング曲にザ・キュアーの「10:15 Saturday Night」が起用されていることだ。
前作では,フランツ・フェルディナンドの「This Fffire」が,主人公・デイビッドの心情や悲劇的な運命と重なる楽曲として強い印象を残した。では,今作の「10:15 Saturday Night」は何を意味するのか。ウィークの人生を表しているのか,それとも4人の主人公たちをつなぐ何かが込められているのか。今後の物語を追ううえで気になるところだ。
アニメ『サイバーパンク: エッジランナーズ2』を彩る楽曲はこちら?
— CD PROJEKT RED - Japan (@CDPRJP) July 9, 2026
? オープニング曲: 10:15 Saturday Night | The Cure
? エンディング曲: Watson | Petite Meller
その他サウンドトラックは、2026年秋公開予定の本編でご覧ください! pic.twitter.com/qbyWBtsdJx
第1話上映後には,制作スタッフとキャスト陣による舞台挨拶が行われた。
登壇したのは,TRIGGERの代表取締役社長で本作の脚本を手がける大塚雅彦氏と,監督を務めた五十嵐 海氏。そして,ロマン役の寺澤百花さん,ウィーク役の利根健太朗さんの4名だ。
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まず語られたのは,本作が制作されることになった経緯だ。もともと「サイバーパンク: エッジランナーズ」に続編の予定はなかったが,前作に手応えを感じたCD PROJEKT REDからTRIGGERへ,新たなアニメを制作してほしいというオファーが寄せられたという。
TRIGGER側としてもオファーを受けたいと考えていたものの,スケジュールの都合から,前作で監督を務めた今石洋之氏の続投は難しかった。そこで,五十嵐氏を新たな監督として制作する形でも問題ないかCD PROJEKT REDへ打診したところ,了承を得られ,本作の制作が決まったそうだ。
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CD PROJEKT RED側にとっても監督交代はひとつのチャレンジだったが,大塚氏とともに脚本を手がけるバルトシュ・シュティボル氏の意向もあり,この体制で進めることになったとのことだった。
ティザー映像の公開後,海外のファンからは,タリアのアホ毛をはじめとしたキャラクターデザインや画面作りについて,1990年代のアニメを思わせるという声も上がっている。
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この点について五十嵐氏は,「一見しただけで前作とは異なると感じる絵にしたかった」と説明した。
前作では吉成 曜氏がメインキャラクターデザインを担当しており,その強い印象とは異なる方向性を打ち出す必要があったという。そのため,本作では1990年代のアニメを思わせるテイストを取り込みながら,本作ならではのスタイルを提示することを目指したそうだ。
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一方,大塚氏はシュティボル氏との脚本作りについて聞かれると,「前作より圧倒的に大変だった」と振り返った。
とくに苦労したのは,シュティボル氏と五十嵐氏,それぞれが描きたいものの間に生じた食い違いをまとめていく作業だったという。大塚氏自身は,両者の意見をどう物語へ落とし込むのかを考えながら脚本を書いていったそうで,その結果,本作は前作とはまた異なる広がりを持った物語になったと語っていた。
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寺澤さんが演じるロマンは,まだ10代前半の少年だ。
寺澤さんは,過酷なナイトシティを生きるロマンについて「お願いだから死なないで」とコメント。また,彼がこれまでナイトシティでどのように生きてきたのか,そしてこれからどのように生きていくのかにも注目してほしいと話していた。
大塚氏によれば,ロマンには映画少年だった自身の姿が投影されているという。
原作ゲーム「サイバーパンク2077」をプレイ済みだという利根さんは,ウィークについて紹介した。
ウィークは,サイバーサイコシス化しながら生き残った希少な存在だ。第1話では,かつて圧倒的な力を持っていたキングが,弱々しいインプラントを身につけたウィークになるまでが描かれている。利根さんは,そんなウィークが「これからナイトシティでどのように生き延びていくのかを見届けてほしい」とコメントした。
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また大塚氏は,ウィークについて前作の主人公・デイビッドとの対比を意識したキャラクターであることも明かした。
自身を強化しながら駆け上がっていったデイビッドに対し,すでに多くを失った状態から始まるウィーク。この対照的な立場が,物語のなかでどう描かれていくのかにも注目したい。
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舞台挨拶の最後に,キャストの二人が本作に出演できたことへの喜びをあらためて語ったのち,開発陣もメッセージを送った。
大塚氏は,「第1話はまだ始まりに過ぎず,2話以降はさらに物語が盛り上がっていくので期待してほしいと」コメント。五十嵐氏も,「この先,こういった形で何かを成し遂げることはないのではないかと思うほどの仕上がりになった」と,本作への手応えを口にしていた。
4人の主人公を軸に,前作とは異なる形でナイトシティを描く「サイバーパンク: エッジランナーズ2」。第1話では,それぞれ別の場所で生きてきたウィーク,D,ロマン,タリアの人生が動き始めたばかりだ。
彼らがどのようにつながり,この街でどのような物語を織りなしていくのか。Netflixでの配信は,2026年10月20日よりスタートする。
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