新拡張版「黒の帝国の君臨」は日本時間10月21日に配信予定で,2027年3月には新クラス「モンク」が加わる。バトルグラウンドの新たなミニオン種族や,2対2で戦う酒場の喧嘩も披露された。
会場では,エグゼクティブプロデューサーのネイサン・ライオンズ=スミス氏と,シニアゲームデザインマネージャーのブレンデン・シーウェル氏への合同インタビューが行われた。本稿では,このインタビューとディープダイブセッションの内容をもとに,新要素の仕組みや開発の狙いを紹介する。
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新クラス「モンク」のヒーローはチェン・ストームスタウト
2027年3月に登場する12番目のクラス「モンク」では,チェン・ストームスタウトがヒーローを務める。チェンは,パンダのような姿をした種族「パンダレン」の醸造師だ。
パンダレンは,「Warcraft III」のエイプリルフール企画で新種族として紹介され,その翌年の拡張パック「Warcraft III: The Frozen Throne」に登場した。2012年の「World of Warcraft: Mists of Pandaria」では,プレイヤーが選べる種族にもなっている。
シーウェル氏は,Warcraftシリーズに詳しくないプレイヤーにも,チェンがどのような人物なのかを伝えたいと話していた。モンクは柔軟性と敏捷性が特徴で,戦況に応じて戦い方を変えられるクラスになるという。
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「黒の帝国の君臨」では,4柱の旧神から1柱を選ぶ
「黒の帝国の君臨」の舞台は,旧神たちがアゼロスを支配していた古代だ。旧神に対抗するために送り込まれたタイタンの軍勢「タイタンフォージ」との戦争が描かれる。タイタン側のレジェンドカード「M.O.T.H.E.R.」は,拡張版の配信に先駆け,ログイン報酬として無料配布される。
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「旧神のささやき」でもおなじみの4柱は,中立のレジェンドカードとして登場する。ただし,1つのデッキに組み込める旧神は1柱に限られる。
各旧神は4つの能力を持ち,通常の攻撃の代わりに,自分のターンごとに2つを発動できる。各能力を使えるのは1対戦につき1回で,4つすべてを使い終えると,旧神は通常の攻撃ができるようになる。
・タイタン殺しヤシャラージュ:ミニオンを中心に据えたコントロールデッキ向けの旧神だ。
・黒幕ヨグ=サロン:雄叫びで自分のターンを終了し,ヨグ=サロンが操作する追加ターンを得る。この雄叫びの効果が発動するのは,1対戦につき1回だけだ。
・夢の終焉ン=ゾス:この対戦中に召喚した断末魔ミニオン1体につき,コストが1下がる。
・帝国の目クトゥーン:この対戦中に4つの能力をすべて発動すると,本体の能力の効果が3倍になる。「クトゥーンの落とし子」などを使えば,本体を出す前に能力を発動することもできる。
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カードテキストを組み替える新キーワード「合成」
新キーワード「合成」は,ランダムなミニオンを手札に加え,そのカードテキストの一部を別のミニオンのものに置き換える仕組みだ。組み合わせ次第で,元のカードとは異なる働きをするミニオンを作れる。
操作画面には,元のミニオンのテキストと置き換え候補が並ぶ。発動条件側と効果側のどちらか一方を,選んだ候補に差し替えられる。
この仕組みは,タイタンが軍勢を造り,旧神が新たな生命を生み出すという物語に着想を得たものだという。
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仲間と手札を渡し合う2対2の酒場の喧嘩
新たな酒場の喧嘩では,通常のカードを使った2対2の対戦を楽しめる。画面左側のポータルで仲間の盤面を確認し,手札のカードを渡して連携できるほか,エモートやピンで意思を伝えることも可能だ。
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セッションでは,両プレイヤーがカードを引く効果を持つ「景品引換係」を使うと,2対2では4人全員がカードを引くという例も紹介された。
この酒場の喧嘩はパッチ37.2で登場し,2週間にわたって開催される予定だ。1週目は構築済みデッキを使い,2週目は自分で組んだデッキを持ち込める。開発陣は,実際のプレイ状況や反響を見て,その後の展開を検討していくという。
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日誌で物語を追い,闇市では報酬の値段を交渉
日誌も刷新され,新機能「Journey」が加わる。ボイスとカードアートを組み合わせた演出で,拡張版の物語をゲーム内で追えるようになる。
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新イベント「闇市」では,ランク戦で獲得した専用通貨「ブラッドストーン」を好きな報酬と交換できる。通貨を獲得できる期間が終わったあとも,報酬を交換できる猶予期間が設けられる。この猶予期間に限り,手持ちの通貨では買えない商品について店主と値切り交渉ができる。
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今後は,プレイを進めることでボスの体力を削っていく新イベント「Boss Fight」も登場する予定だ。
バトルグラウンドには「異形」が登場。今後の更新予定も公開
バトルグラウンドには,日本時間9月23日のパッチ36.6.1で,新たなミニオン種族「異形」が登場する。カードの破棄を生かして戦い,旧神である「神祇」を目覚めさせる種族だ。
召喚される神祇は,対戦開始時にクトゥーンやヤシャラージュなどから,ロビーごとにランダムで選ばれる。戦闘中に味方の異形が3体死亡すると,選ばれた神祇が召喚される。カードの破棄を生かす新ヒーローも追加される予定だ。
発表されたロードマップには,次の更新が挙げられている。
・パッチ36.6:新拡張版のお披露目と,最初の闇市イベント。異形の追加は,続くパッチ36.6.1で行われる。
・パッチ37.0:「黒の帝国の君臨」の配信,新たな闘技場シーズン,Journeyの実装。
・パッチ37.2:バトルグラウンドの新シーズン,冬幕祭,2対2の酒場の喧嘩。
・パッチ37.4:デーモンハンターとシャーマン各1種,デスナイト2種の計4つのクラスセットと,2回目の闇市イベント。
・パッチ37.6:次の拡張版のお披露目と,新たな酒場の喧嘩「Hearthstone Warchief」。
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今回の発表からは,大型拡張版の合間にも新しい遊びを届け,プレイヤーの反応を今後の開発に生かしていこうとする姿勢がうかがえる。































