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本作の物語は,主人公と思われる若き格闘家のヴォレイ(Volley)が,“パラドックスの封印”を誤って解いてしまうところから幕を開ける。
それによって現実世界には亀裂が走り,彼女の親友であるヴラッド(Vlad)がその裂け目から,虚無の空間「ボイド」へと呑み込まれて消失してしまう。ヴォレイは親友を救い出すため,危険に満ちたボイドの深淵へと単身突入していくことになる。
今回のデモは,ヴォレイに加えて青いキツネのようなキエラ(Kiera),そしてロボットに乗ったキュートなネコ,キュー(Kyu)の3キャラクターから1つを選んでプレイするものになっていた。どのキャラクターを選んでもストーリーの流れに大きな変化はないものの,プレイスタイルやムーブセット(詳細は後述)は異なるという。
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ゲームプレイは,「Slay the Spire」などでおなじみのローグライトなマップ進行を採用している。プレイヤーは分岐するルートを選択しながら異なる敵やイベントに遭遇し,それを勝ち抜くことで強力な攻撃や必殺技,カウンターといった技のアセットを獲得して,ムーブセット(コンボルール)を作り上げていく。1ステージ1ファイトとなり,その道中ではショップやキャンプなども用意されている。
今回プレイできた第1章「Badlands」だけでも,20か所ほどのステージが分岐をまじえて用意されており,なかには中ボスや小ボスが待ち構えるものもあるなど,かなり遊び応えがありそうだ。
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周回ごとに100種類以上の技や,戦況をガラリと変えるアーティファクトを組み合わせられるなど,カスタマイズ要素も豊富。自分だけの理想的なムーブセットを作り上げていくプロセスこそが,本作の大きなカギであり最大の魅力になりそうだ。
また,格ゲー界のレジェンドとして知られるジャスティン・ウォン(Justin Wong)氏やJMCrofts氏が格闘メカニクスのチューニングや監修に参加しており,格闘アクションとしての手触りは驚くほど本格的だ。
6ボタンの伝統的な操作系をベースにしつつも,初心者には手軽なコンボの爽快感を,コアファンにはフレーム単位の駆け引きや,より高度な要素を提供するという,対戦格闘コミュニティへのリスペクトに満ちた仕上がりを目指しているという。
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正式リリース版では,フルボイスによるストーリーモードに加えて,対戦格闘としての華であるローカルおよびオンラインでのマルチプレイモード,さらにはスキルを磨くためのトレーニングモードやチャレンジモードの搭載も予定されている。
途中で力尽きるたびに戻ってくる拠点となる,巨大メカ(ウォーメック)の頭部エリアを再建・拡張していく要素も遊び応えを高めてくれそうだ。
これまで,あまり多くの情報が公開されてこなかった「Shot One Fighters」だが,開発チームはさらなる機能拡張やコンシューマ機への展開を見据えて,Kickstarterによるクラウドファンディングのキャンペーン(外部リンク)を始動する。
すでにSteamストアページも公開されているので,充実した格闘アクションとストーリーの両立に期待するゲーマーは,ウィッシュリストへ登録し,今後の動向をチェックするといいだろう。
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