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エンドレスラグナロクは,2024年に発売されたアクションRPG「GRANBLUE FANTASY: Relink」(以下,リリンク)の大規模拡張コンテンツだ。
新たな物語やプレイアブルキャラクター,エンドコンテンツなどを追加し,リリンクの魅力をさらに広げる内容となっている。発売日は2026年7月9日を予定しており,リリンク所有者向けのアップグレードキットも用意される。
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会場では,開発の福原哲也氏と日髙三四郎氏によるプレゼンテーションが行われ,本作で追加される新要素や開発コンセプトが紹介された。その後は実機による試遊が実施され,新キャラクターや新コンテンツを体験できる機会が設けられた。
本稿では,実際に触れて感じたプレイフィールを紹介するとともに,イベント後に実施された福原氏と日髙氏への質疑応答の模様も掲載する。
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エンドレスラグナロクの開発はプレイヤーの声に応える形で決定
イベントは,エンドレスラグナロクの総監修を務める福原哲也氏と,ディレクターの日髙三四郎氏によるプレゼンテーションからスタートした。
福原氏によれば,エンドレスラグナロクは当初から計画されていたプロジェクトではなかったという。リリンクは発売後に3回の大型アップデートを実施した時点で開発を完了する予定だったが,予想を大きく上回るプレイヤーからの反響を受け,その期待に応える形で新たな開発が決定したそうだ。
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また,追加要素についても小規模な拡張ではなく,「点ではなく面で広げる」という方針が掲げられた。その結果,新たなストーリーやプレイアブルキャラクター,育成システム,バトル要素,高難度クエストなど,多方面にわたるコンテンツが盛り込まれることになったという。
さらに,追加コンテンツだけでなく,既存のリリンク部分にも手が加えられている。UIの改善やゲームバランスの調整,新規イベントの追加なども行われており,トータルのコンテンツ量は従来の1.5倍以上,プレイ時間もおよそ2倍に達する見込みとのことだ。
前作をエンドコンテンツまでやり込んだプレイヤーでも,追加要素だけで30時間前後は楽しめるボリュームになるという。また,新難度クエストでは新たな高難度ボスも多数登場予定で,すでに公開されているベルゼバブやザ・ワールドに加え,グラブルシリーズのファンなら誰もが知るような未公開のボスキャラクターがさらに登場すると語られた。
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召喚のイメージは「アクションRPGの総合百貨店」。スタッフの熱意から多彩なキャラクター参戦が実現
プレゼンでは,日髙三四郎氏による新要素「召喚」の紹介も行われた。召喚は,バトル中にさまざまなキャラクターを呼び出し,戦闘をサポートしてもらえるシステムだ。
召喚キャラクターの効果は多岐にわたる。プレイヤーが直接操作して戦えるものや,即座に効果を発揮するもの,フィールドにバリアを展開するものなどが用意されており,戦闘前に4つのスロットへ自由にセットできる。状況に応じて組み合わせることで,戦略の幅が大きく広がりそうだ。
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日髙氏によれば,本システムはリリンクの魅力だったキャラクターアクションをさらに発展させるために考案されたものだという。単純にプレイアブルキャラクターを増やすだけではなく,既存のバトル体験をより拡張する手段として,召喚という形にたどり着いたそうだ。
また,召喚のコンセプトは「アクションRPGの総合百貨店」。エンドレスラグナロクに登場するキャラクターをできるだけ幅広く活躍させたいという思いから,多数のキャラクターを召喚として実装する方針が立てられた。
もっとも,日髙氏自身は当初,期間の問題や作業量の多さから「さすがにスタッフに反対されるのではないか」と不安を感じていたとのこと。しかし,いざ開発チームに提案してみると,予想に反してスタッフは非常に前向きにアイデアを楽しんでくれたという。その反応を見て,「これはいける」と手応えを感じたと,開発当時を振り返っていた。
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マスタースキルにより,従来のキャラクターの遊びも拡充される
「マスタースキル」は,1人のキャラクターで異なるバトルスタイルを楽しめるエンドレスラグナロクからの新要素だ。全28キャラクターにそれぞれ3種類のバトルスタイルが用意されており,同じキャラクターでも異なるプレイフィールを楽しめる。
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日髙氏によると,マスタースキルは前作をやり込んだプレイヤーでもまた新鮮な気持ちでお気に入りのキャラクターを使えることに加え,習熟したプレイヤーがさらにプレイスキルを突き詰められるよう設計したという。また,前作では最適解となる戦術が広まっていくにつれ,使われないアビリティなどが生まれてしまうことも残念だったため,すべてのアクションに活躍の場を持たせることも目的としている。
各スタイルは,戦闘中に重視する行動や主力となるアビリティが大きく異なる。プレイヤーは新たに追加される「マスターレベル」を上げることで,各スタイル専用の強化要素を獲得。これにより,単純な数値強化ではなく,キャラクターの立ち回りそのものが段階的に変化していく。
例として紹介されたイドは,「条件を満たしてバフを10段階蓄積し,強化状態を維持しながら戦うスタイル」「高威力のチャージアビリティをフルチャージで命中させると即再使用可能になり、アビリティ主体で大ダメージを狙うスタイル」などを持つ。同じキャラクターであっても,スタイルによって目指す戦い方が大きく変化するので,プレイヤーの好みで使い分けるのも面白そうだ。
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アシストモードの対応範囲が拡大。エンドレスラグナロクのエンディングまで遊べるように
プレゼンの最後には,アシストモードの強化についても紹介された。アシストモードは,アビリティの使用や回避行動などを自動化し,アクションゲームが苦手なプレイヤーでも爽快なバトルを楽しめる機能だ。
リリンクでは,一定以上の高難度コンテンツになるとアシストモードが利用できなくなっていた。しかし,エンドレスラグナロクでは対応範囲が大幅に拡大され,新たに追加されるストーリーを含め,エンドレスラグナロクのエンディングまでアシストモードでプレイできるようになったという。
これにより,アクション操作に苦手意識を持つプレイヤーや,前作では後半の高難度コンテンツまで到達できなかったプレイヤーでも,本作の物語やバトルコンテンツを最後まで楽しめるようになる。
福原氏は,より多くの人にエンドレスラグナロクを最後まで遊び尽くしてほしいという思いから,本機能の拡張を実施したと説明。個人的にも特に注目してほしい要素のひとつだと語っていた。
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極沌空所はソロで楽しめる新たなコンテンツ。キャラクター強化の選択肢にも
プレゼン終了後には約1時間の試遊時間が設けられており,新たなソロコンテンツ「極沌空所」を体験できたので,その概要とプレイフィールを紹介しよう。
極沌空所は,特異な力で満たされた異界を舞台にしたコンテンツだ。ローグライトのように,挑戦するたびにバトルやギミックの内容が変化し,ステージを攻略するごとにランダムな強化効果を獲得できる。そのため,同じコンテンツでも毎回異なる展開を楽しめる。
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魅力は,遊びとしての面白さだけではない。クリア時にはまとまった報酬を獲得できるため,キャラクター育成の面でも重要な役割を担っている。素材集めという点ではマルチプレイの効率が高いケースも多いが,極沌空所はソロ専用コンテンツのため,自分のペースで遊びながら育成素材を集めたいプレイヤーに向いている印象だ。
筆者も短時間ながら実際にプレイしてみたが,極端に高い難度が要求されるわけではなく,キャラクターアクションを楽しみながらテンポよく攻略を進められた。時間の都合ですべてのエリアを踏破することはできなかったものの,途中で帰還を選択した段階でも,15分ほどのプレイで多くの素材を獲得できていた。
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もちろん,短時間の試遊だけでコンテンツ全体を評価することはできない。しかし,気軽に挑戦しやすく,報酬面でも十分なうまみを感じられたことから,キャラクター強化を進める際の有力な選択肢のひとつになりそうだ。特に,マルチプレイだけでなく,ソロでも着実に育成を進めたいプレイヤーにとっては注目のコンテンツといえるだろう。
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新プレイアブルキャラクターもそれぞれの個性が光る。フラウとフェディエルはストーリー面でも重要なキャラに
エンドレスラグナロクで新規参戦するプレイアブルキャラクターは,ベアトリクス,ユーステス,フラウ,フェディエル,ガランツァ,マギラフリラの6人。それぞれ6種類の違う属性が割り当てられた形だ。
福原氏曰く,この中でフラウとフェディエルはストーリーに深く関わる重要なキャラクターになるという。現在はストーリー部分についての情報は公開されていないが,今後の発表にも注目したい。
なお,今回プレスに与えられた約1時間の試遊時間では,すべての新規キャラクターに触れることは難しかったため,フェディエルとマギラフリラにフォーカスを当てて,プレイフィールを紹介していこう。
フェディエルは,世界創生期から存在する六竜の一柱で,「黒」の名を冠する存在だ。闇を統べる世界の“楔”として摂理を定める役割を担っている。
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バトルでは遠距離攻撃を主体とし,安全圏から継続的にダメージを与えられる。一方で,アーマー効果を伴う連続攻撃「ミアズマハンズ」による高い攻撃性能も備えている。「ミアズマハンズ」は,指定位置へワープして攻撃を行う「『黒』の跳躍」やアビリティ「カラミティサイン」などから派生可能で,状況に応じて一気に攻勢へ転じられる。
遠距離から立ち回りつつ,チャンスでは接近して大ダメージを狙えるため,テクニカルながら高い火力を発揮できるキャラクターという印象だ。変則的なアクションを好むプレイヤーには特に刺さりそうである。
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続いて紹介するマギラフリラは,アヴィア教団に属するアヴィア三将のひとりで,隠密集団「刃重衆」を率いる魔術師だ。多数の魔剣を自在に操る戦闘スタイルを特徴としており,ゲイボルグやフライクーゲルといったスペリオルシリーズの武器を召喚して戦う。
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中〜遠距離戦を得意としており,遠隔操作した魔剣を敵に命中させることで「刃重ゲージ」が蓄積される。このゲージは,レティクルへ向けて魔剣を射出する攻撃で消費でき,使用量に応じて強力な追撃が発生する仕組みだ。
さらに,スペリオルシリーズを用いたアビリティは,回復やスタン値の増加,デバフ付与などそれぞれ異なる効果を持つ。純粋な遠距離アタッカーとしてだけでなく,味方の支援や敵の弱体化も担えるため,パーティ内で柔軟な役割をこなせるキャラクターとなっていた。
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2時間の試遊でも伝わった,エンドレスラグナロクの手応え
以上が本プレスイベントで紹介されたエンドレスラグナロクの概要となる。プレゼンテーションと試遊を合わせて約2時間という限られた時間ではあったが,新キャラクターや新システム,追加コンテンツの一端に触れることができ,本作への期待がさらに高まる内容となっていた。
とくに,新たなバトルシステムである召喚やマスタースキル,ソロ向けコンテンツの極沌空所などは,単なる追加要素にとどまらず,既存のゲーム体験そのものを広げる試みとして強い存在感を放っていた。前作をやり込んだプレイヤーはもちろん,これから本作に触れる人にとっても魅力的な拡張コンテンツになりそうだ。
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なお,試遊終了後に総監修の福原哲也氏とディレクターの日髙三四郎氏による質疑応答も行われた。その模様は次ページで紹介するので,そちらも目をとおしてほしい









































