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「ドラゴンズドグマ 2:ダークアリズン」インタビュー。滑らかに動作するSwitch2版の秘密や「侵食された魔物」など,気になるところを聞いた[TGS2026]
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印刷2026/09/19 00:00

インタビュー

「ドラゴンズドグマ 2:ダークアリズン」インタビュー。滑らかに動作するSwitch2版の秘密や「侵食された魔物」など,気になるところを聞いた[TGS2026]

 「ドラゴンズドグマ 2:ダークアリズン」「ドラゴンズドグマ 2」の大型エクスパンションだ。極北の地「ノルガン」や追加ダンジョンでの新たな冒険が始まり,特殊性能がランダムで付与される「遺戦品」が未知の力を与えてくれる。

 2026年10月9日の発売を控えた本作について,「東京ゲームショウ2026」の会場ではプロデューサーの大山直人氏とディレクターの木下研人氏への合同インタビューが行われたので,その内容をお届けしよう。

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「東京ゲームショウ2026」,カプコンブースの様子
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写真左より,プロデューサーの大山直人氏と,ディレクターである木下研人氏
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4Gamer:
 よろしくお願いします。今日は東京ゲームショウ2026の2日目ですが,初日の反響はいかがでしたか。

大山直人氏(以下,大山氏):
 隙間時間に見ている限りでは,試遊台も盛況だったようです。体験版には新規プレイヤー向けのコンテンツも入れてありますが,こちらを選ぶプレイヤーが多くて,うれしく思っています。
 また,8月のgamescom以降はノルガンで遺戦品を掘るハックアンドスラッシュ的なサイクルも広く知られるようになり,かなりポジティブな反応をもらっています。

4Gamer:
 Switch2版の出展バージョンは動きが滑らかで驚きました。

大山氏:
 ベースは携帯モードとTVモードのどちらでも30フレームです。PCで使われているFSRというフレーム生成技術をSwitch2で使えるようにしていて,フレームの間にもう1枚のフレームを補間することで動きを滑らかにしています。こちらはカプコンとしても初の実装です。

 ただ,フレーム生成も万能ではなく,エフェクトやUIが動いている瞬間は「アーティファクト」という残像のような表現が出てしまいます。製品版ではFSRをオン/オフできるようにしてあります。

4Gamer:
 フレーム生成がレスポンスに影響を及ぼす例もあるようですが,本作ではどのように調整しているのでしょうか。

大山氏:
 遅延を感じにくくするような調整やブラッシュアップを行っています。また,フレームを多く足すほどに遅延も感じやすくなるため,本作では2倍にとどめてあります。

4Gamer:
 新しい魔物は増えているのでしょうか。

木下研人氏(以下,木下氏):
 ノルガンには新しい魔物が出てきますし,追加ダンジョンには先日「ドラゴンズドグマ 2」本編に先行登場した「侵食された魔物」が現れます。侵食された魔物は,通常の魔物とは戦い方や思考が異なります。たとえば,オーガも「侵食されたオーガ」になると「こんな動きしてたっけ?」と驚くような変化があるわけです。
 ちなみに,先日公開したメイントレイラーには,「イービルアイ」や,悪魔型の魔物が登場しています。

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4Gamer:
 新しい魔物を作るだけでなく,既存の魔物を侵食された魔物として変えていくのは開発も大変そうです。

木下氏:
 アニメーターにはノルガンの新しい魔物を,企画やプログラマーには侵食された魔物の思考を作ってもらう……というように,リソースを配分することで並行開発を実現しています。

4Gamer:
 いわゆる“ゴール”装備と呼ばれる強力な武器を手に入れたあと,これを活用できるようなエンドコンテンツはあるのでしょうか。

木下氏:
 やり込みのニーズが高いことは理解しているので,エンドコンテンツに該当する仕掛けを入れてあります。これは以前のインタビューで話しましたが,難しい代わりに経験値が2倍手に入る「ハードモード」とは別のものです。

4Gamer:
 ハードモードはどれくらい難しいのでしょうか。あまりにも難しくて,どう攻撃しても1ダメージしか与えられないなんて状況になってしまったら,ゲームを進められなくなりそうですが。

木下氏:
 一度ハードモードにすると,その周回を終えるまで元に戻せなくなるため,きちんと試してから変更したほうが良いでしょう。ただ,本作はRPGです。自分自身のレベルを上げたり,高レベルの「ポーン」を借りてきたりといった手段もあるので,クリアが不可能になることはないと思います。

大山氏:
 “レベルと装備をそのままにして物語をやり直す”という機能も追加する予定ですので,いざというときはノーマルモードの最初から出直すことも可能です。また,先日実装した物語の序盤をスキップする機能を使えば,ノルガンや追加ダンジョンにすぐ行けるようにもなります。

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4Gamer:
 ハードモードをクリアすると,何かご褒美のようなものはあるのでしょうか。

木下氏:
 ノーマルモードよりも強い敵と戦いたいプレイヤー向けのものなので,あまりいろいろな報酬があると,プレイを強いるようなことになりかねません。ただ,ハードモードをクリアすると,買える服が増えたりはします。

大山氏:
 ハードモードで手に入る素材を集めて強化すれば,けっこう強い状態になりますよ。

木下氏:
 個人的に面白いのは,ハードモードで始めるニューゲームですね。「ドラゴンズドグマ 2」の冒険をより熱くしてくれるというか,ただのゴブリンに追い詰められたり,ただの薬草がうれしかったりと,冒険がより気を抜けないものになります。

4Gamer:
 いわゆる死にゲー的なノリになるのでしょうか。

木下氏:
 そういうわけではありません。リソース管理や駆け引きを楽しみながら旅をしていける難度です。

4Gamer:
 遺戦品にはランダムで特殊性能が付与されますが,その枠すべてに「カスタムスキル」の強化版である「カスタムスキルEX」が付く可能性はあるのでしょうか。

木下氏:
 その可能性もあります。どんな遺戦品をゴールと考えるかはプレイヤー次第ですが,カスタムスキルEX以外にも,「夜など暗闇で強くなる」といったユニークな特殊性能もあるので,いろいろと試してみてください。

4Gamer:
 より良い遺戦品を求めて戦い続けるのも楽しそうですね。ありがとうございました。

 「ドラゴンズドグマ 2:ダークアリズン」は2026年10月9日に発売予定だ。Switch2版では本編と新要素が1つになっており,PC/PS5/XBOX Series X|S版では追加コンテンツがエクスパンションDLCとして配信される予定だ。これから始める人と久しぶりに冒険する人の双方にとってチャンスとなるタイミングといえるだろう。





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