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「Small Axe Studios」は,2K Gamesが2023年から進めていたプロジェクト「Sports Lab」を前身として発足した開発スタジオだ。スタジオ名にはボブ・マーリーさんの楽曲「Small Axe」に由来する「強い意志と集中力があれば,小さな斧でも大木を倒せる」という意味が込められており,スタートアップのような機動力と大手パブリッシャーの資金・リソースを融合させ,スポーツゲームの未来を再定義することを目指すという。
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スタジオのヘッドに就任したのは,EA Vancouverで15年以上にわたり「FIFA」(現EA SPORTS FC)や「Madden NFL」などのプロデューサーを務めてきたアーロン・マクハーディ(Aaron McHardy)氏だ。
さらに,チーフデザイナーのゲイリー・パターソン(Gary Paterson)氏をはじめ,リードエンジニアやテクニカルアートディレクターなど,かつてElectronic Artsでサッカーゲーム開発の要職を担ってきたベテラン開発者たちが多数参画している。
現時点で具体的にどのスポーツを題材にしたタイトルを手がけているかは明らかにされていないものの,EA SPORTSの本拠地でもあるバンクーバーにスタジオを構え,元「FIFA」開発陣が集結している点や,公式ロゴの意匠などから,サッカーゲームへの参入を予想する声もあるようだ。
2K Gamesはこれまで「NBA 2K」や「PGA TOUR 2K」「WWE 2K」といったスポーツフランチャイズで大きな成功を収めてきた。「Small Axe Studios」がどのような新規スポーツタイトルを打ち出してくるのか,今後の動向に期待したい。
Access Accepted第857回:サッカーゲーム新時代の幕開け。FIFAとEA,それぞれの生存戦略
2026年FIFAワールドカップに向けた興奮が高まりつつあるが,サッカーゲームも新時代を迎えようとしている。EA Sports FCのブランド転換がいかにして経済的成功を維持したのか,そしてその成功の裏で加速するマネタイゼーションへの批判と,独占を捨てたFIFAが描く「マルチライセンス戦略」について考察してみたい。


















